したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

感動文執筆部屋(プロト)

51KK-雪花びらの乱れ咲 ◆nkuBi4whfQ:2010/04/01(木) 11:42:22 ID:Z4mDe0/I
90 :安芸◆kS2o2Z185Q:2009/08/27(木) 19:21:34 ID:A8N8eto.0続きそして、やっと俺はこの女性が誰か思い出した「マネージャーの…」「アレ〜?もしかして私の事忘れてたの〜?」そうだ。この笑い方、話し方、それに涙黒子高2の時、俺が入っていた部活のマネージャーだった先輩だ「ははっ。すいません。なかなか頭が回転しなくて」笑いながら俺久しぶりに愛想じゃない笑いが出来た先輩は「ま、いいけどサ」と口を突き出してひねくれている「ところでさ」と、先輩「少し時間ある?ちょっとでいいから話したいんだケド」「いいですけど…。なんで俺なんですか?」「いやぁ〜。実は占いで『駅前に傘も指さずにたそがれている人がいたら声をかけましょう。思わぬ出会いが待っています』って言ってたからさぁ〜」なんちゅーピンポイントな占い。てか、俺は周りからそんな風に見られていたのか「どう?暇?」笑いながら聞かれた俺は、「ちょっと待ってください」と言い、ケータイを取り出す画面を見ながら少し諮詢して、会社の番号を打ち込む。「……はい…、実は少し気分が悪くて…風邪かもしれないので休みを取りたいのですが…はい…はい…ありがとうございます。では」 通話を切るnext 91 :安芸◆kS2o2Z185Q:2009/08/27(木) 19:30:27 ID:A8N8eto.0続き隣にいる先輩は、意外そうな顔でこちらを見ていた。その先輩に向かって、「どうせ話すなら、近くの喫茶店で行きません?」120%スマイルで告げる。彼女はまた笑って、「…あのマジメ君がサボるとはねぇ。変わったなあ〜」「もう高校生じゃないですからね」二人一緒に笑った。近くの喫茶店に向かう足は、自然と軽くなっていた。なるほど、抜けていたのは「出会い」か……人生なにがあるか分からないものだな心の底から、そう思った。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板