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感動文執筆部屋(プロト)
34
:
KK-雪花びらの乱れ咲
◆nkuBi4whfQ
:2010/04/01(木) 09:26:57 ID:Z4mDe0/I
46 :安芸◆kS2o2Z185Q:2009/08/23(日) 01:35:12 ID:A8N8eto.0
『差別』
僕には親友がいた
一つ下の幼なじみ
彼女は何も聞こえない世界にいた
言葉で関われない弱い存在
僕と彼女は親友だった
僕は彼女の一人だけの親友
耳のせいで虐められてる時
「差別は止めろ」とすぐに駆けつけ彼女を守った
差別の壁にぶつかる彼女
飛び越す力を僕は渡した
しかし彼女はもう居ない
君のために力になろうと思っていた
しかし彼女はもういない
周りとの違い
普通との格差
そして彼女は死を選んだ
差別に苦しんでいた
自分に苦しんでいた
そして僕を苦しめていると勘違いした
「違う」「違うんだ…」
僕は一人で泣き叫んだ
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47 :安芸◆kS2o2Z185Q:2009/08/23(日) 02:05:43 ID:A8N8eto.0
僕は彼女を苦しめていた
差別はやめろと必死に叫んだ
その言葉が差別だと気づかず
壁を飛び越す力を渡した
その責任が彼女を苦しめていた
彼女のヒーローでいたかった
それはとても不完全な英雄
彼女のヒーローでいたかった
それは無意識に偽善を振り回す彼女のヒーローでいたかった
それは中身が空っぽな魂
彼女は差別に苦しんでいた
差別はいけないという心に苦しんだ
「差別の壁はあっていいそれのおかげで彼に会えたからだけど彼には『差別をしないという行為が差別』だということを知ってもらった上で親友で…いたかったな…」
彼女のヒーローにはなれなかった
偽善の救いはさらに苦しめていた
一歩足りていなかった
自分一人の親友の英雄になれなかった
自分何も分からないままだった
自分だけどだからこそ今から一歩踏みだし全てを理解し知る努力をし
僕は君のそしてみんなのヒーローになる
今ならそう思えるよ
君だからこそ初めて気づけたよ
未来へ一歩踏み出した
今は亡き彼女のために
自分の意志を貫くために
彼女といたことを無駄にしないために
その時僕は彼女の英雄になった
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