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マターリニュースを語るスレ

251管理人:2004/03/03(水) 11:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000101-yom-int
イラクで同時テロ、143人死亡…シーア派祭典狙う

 【バグダッド=加藤賢治】イラクの首都バグダッドと中部カルバラで2日午前(日本時間同日夕)、
イスラム教シーア派の伝統行事アシュラを狙った同時多発テロがあり、イラク駐留米軍によると、
シーア派信徒ら少なくとも計143人が死亡、300人以上が負傷した。

 昨年4月のフセイン政権崩壊後に起きたテロとしては最悪の惨事で、背景などは不明だが、
宗派間対立をあおることにより、イラクの主権移譲プロセスの妨害を狙った可能性も指摘されている。

 バグダッド南方約80キロのシーア派聖地カルバラでのテロは、同日午前10時
(日本時間午後4時)過ぎに発生。「フセイン廟(びょう)」などシーア派の聖廟2か所で
5回にわたる爆発があり、道路や聖廟付近を行進していた信徒ら少なくとも85人が死亡した。

 爆発直後、人々は逃げまどい、救急車が血だらけになった負傷者を救助するため走り回るなど、
現場はパニック状態になった。

 また、それとほぼ同時刻、バグダッド北部カジミヤ地区にあるシーア派聖廟の内と外で
少なくとも3回の爆発が発生。アシュラに参加していた多数のシーア派信徒が巻き込まれ、
58人が死亡した。

 イラン外務省高官によると、イラン人40―50人も死者に含まれているという。

 イラク駐留米軍のキミット准将は、カルバラでの事件が、自爆犯による攻撃と迫撃砲などを
総合的に駆使した組織的犯行で、バグダッドは3人の自爆犯による攻撃だったと指摘した。
また、「ある種の外国人組織」が関与しているとの見方を示し、
国際テロ組織アル・カーイダとの関連を示唆した。

 2日はアシュラの最終日。アシュラは、イラク国内多数派のシーア派の宗教意識を
高めるなどの理由で旧フセイン政権下では厳しく制限されており、復活した祭礼を祝おうと、
カルバラには国内各地やイランから200万人ものシーア派信徒が集結。カジミヤ地区にも
数千人が集まっていた。

 イラクでは、暫定憲法となる基本法の作成など6月末を期限とした主権移譲プロセスが進んでいる。

 事件を受け、イラク統治評議会は、「冷静になり、国家的統一を維持しよう」
との国民向け声明を発表した。(読売新聞)


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