【joke】東方ジョークスレ 7【anekdot】

35：名前が無い程度の能力：2014/12/23(火) 01:29:01 ID:h7Ui.RuA0: 風見幽香がある日、気まぐれで人里の居酒屋に入った。
一杯引っかけてご機嫌になった彼女が帰ろうとすると、どこの命知らずの仕業か
傘立てに入れた筈の愛用の日傘が無い。
幽香は店内に戻ると、マスタースパークで天井に大穴を開けた。
「貴方達に宣言するわ。私のお気に入りの傘を盗んだ馬鹿がいる。私はこれからもう一杯この店で酒を飲む。もしも飲み終わった時に傘が戻ってきていなければ」
そこで言葉を区切った幽香は満面の笑顔を浮かべて言った。
「百年前と同じ事をしなければいけなくなる」

一杯飲み終わった幽香が再度傘立てに目をやると、そこには彼女の白い日傘が戻されていた。
店外に歩み出て、傘を差した幽香に店主は言った。
「なあ、もし良ければ一つ教えてくれ。あんたは百年前に何をやったんだ？」
幽香は答えた。
「手ぶらで帰ったのよ」

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