【怖いわー】今泉影狼のスレ　その5【夏の日差し怖いわー】

70：長文失礼：2014/07/13(日) 05:37:16 ID:8vbQIhtU0: ☆３ボスで解除出来るトロフィー

・影狼さん編

[ゲームタイトル］

～　Schatten　Wolf　～

・ジャンル：弾幕型ステルスアクション

［ストーリー］
例の天邪鬼が引き起こした異変から暫く、今泉影狼は以前と変わらぬ穏やかな日々を過ごしていた。
トラブルを起こさず、厄介事には首を突っ込まない、「草の根妖怪ネットワーク」の一員らしく、大人しくしていた。
そんなある日、今泉影狼の元に不穏な噂が届く。
曰く、「草の根の一員と名乗る妖怪が、人間の里で人を食らった」と。
有り得ない、と一蹴するには、噂が彼女の耳に届くには遅
ぎた。
掟を破った者に罰を与える者、幻想郷の秩序を保つ者、混乱を楽しむ者、同胞の敵討に目を血走らせる者達、それ等全てが、たかだか「草の根」を刈り尽くすために、総力を挙げていたのだ。
そして今、この混乱の最中に、今泉影狼の元に例の反逆者がやって来ていた。
弱者の為に立ち上がった天邪鬼は言う「この騒動には黒幕が居る。自分は目立ち過ぎて動けない。草の根を救いたければ、頼れるのはお前の牙だけだ」と。
かくして、草の根妖怪ネットワークを救う為に、真実を皆に伝える為に、騒動の黒幕を見つけ出す為に。
そして、散っていった仲間の復讐の為に、眠れる狼は牙を剥く――

「草を刈るのは面倒だ、根を引き抜くのは骨が折れる。雑草刈りのボランティアなんて、ごめんだね」

刈られていく仲間。
不適に笑う反逆の天邪鬼。

「弱小だろうと何だろうと、容赦はしないわ。それが私の役目なの。恨むなら、好きなだけ恨みなさい」

差し伸べられたその手は、慈悲深き神の救いの手か、地獄へ引き摺り下ろさんとする亡者の手か。

「私達を貶め様としている奴等が居る。力有る者達にとって、より都合の良い理想郷を創る為に」

「草」を刈り、「根」を引き抜く者は、一体誰なのか。
「弱者」である事は、罪なのか。「強者」こそが、正義なのか。

「この世界を“楽園”と言うのなら。それは誰にとっての楽園で、誰の為の楽園なのかしらね？」

「弱者」であるが故に、平穏を求める故に。
「草の根」は、静かにその根を張り巡らせていった――

「私が怖い？そう・・・私は、貴方の方がずっと怖いわ」

≪Schatten　Wolf≫
-Grass Roots-

――真に恐ろしきは、人か、妖か。

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