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【嫁の笑顔と】東方キャラとイチャつくスレ35【青い空】

420新規スレ立てを停止しました。:2015/02/19(木) 20:45:02 ID:cjQZEF160
「コンマの壁を抜けて、八雲の庭に辿り着いたぞ。八雲藍!!」
男の背後には燃え盛る焔の壁が渦を巻いていた。
男の駆るバイク。ドゥカティs750が、風を巻き通り抜けた穴が見る間に塞がっていく。
バイクが尋ねる。幻想郷に放置され40年以上過ぎたバイクは、既に付喪神となりはてていた。
「最後の難関を越えたな。これからどうする?あの九尾にかなう手は有るのか?」
男は答える。
「それはこれから探す。双雷、藍様の挙動を、次の手を読めるか?」
タケミカヅチの神剣は呟いた。
「むぅ、難しいな。彼女は八雲の式だ。今もこの後の行動を高速演算処理しているのだろう。だとすると、分かるな」
男は答えた。
「ああ、グダグダ考えていても状況は良くはならない。ならば」
「「ならば?」」
神剣とバイクが問いかける。
「押すまでよ!!」
男はバイクのアクセルを開ける。ファンネルから大気を補充しエンジンに燃料が噴射される。鉄の悍馬が太い嘶きをあげた。
男の左腕が握る、雷神の剣が帯電する。その体が砕けてしまえともいうように。
九尾の狐が男に向かって疾走を始める。そして叫んだ。
「おとなしく我に喰われよ!!外界からの望まれぬ異邦人!!」
「残念だがそのつもりは無い。俺は、オレは。八雲藍!!貴女を愛しているんだぁぁ!!」
帯電を纏いバイクは疾走する。そして男は九尾の狐の咢に神剣ごと自分の左腕を叩き込んだ。
光よりも速く、雷神の剣を目がけて天空から破魔の雷が、藍の体を貫き通す。
「Gyayayayayayaya-!!」
男は薄れゆく意識の中、九尾の狐が倒れ伏すのを見た。

#殺し愛もいいよね?


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