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【嫁の笑顔と】東方キャラとイチャつくスレ35【青い空】
184
:
名前が無い程度の能力
:2014/10/07(火) 02:49:20 ID:ZEdTmXII0
小鈴が想いを告げる話し。
「んしょっ……あれ、届かない…つま先立ちならっ…!」
んっと息を吸い、勢いよく身を伸ばすが、どうにも書物にまで手が届かない。
「椅子を持ってこなきゃ…」
はぁ、と溜息をつき、店の奥へと入っていく。
「これなら届くかなーよいしょ…」(あ、これなら届く…)
そう思い手を伸ばしたが、その手は書物を掴むことはなかった。何故ならば…
「小鈴、困ったのなら俺を呼べと再三言ったはずだろう。全く、聞かん坊な奴だな」
「ま、○○…でも、私はこれが仕事だし、もし○○が妖魔本とか開けたら大変じゃない?だから…ね?」
○○、人里のはずれに住んでいる人間で、よくこの鈴奈庵に足を運んでは色々と手伝いをしている。
「いいか小鈴、確かに俺は鈴奈庵の書物の並びや、どんなものかも完全には把握していない。だがな、妖魔本等の怪しい書物はちゃんと識別できているんだ。だから小鈴は床でゆっくりしてこい」
安心しろ、と小鈴の肩を優しく叩く。
「で、でも……」
小鈴はどうしても仕事がしたいが為、なんとか言い返そうとするも、全て○○に丸め込められてしまう。
「でももストもない。とりあえずお茶を淹れたから休もう」
「…○○、いつもありがとね」
休憩の間にポツリと小鈴呟く。
「何故そんな改まって言うんだ?お前と俺の仲じゃないか!そんなの気にせずさ、もっと明るくいようぜ?」
いつもよりしおらしい小鈴を見たせいか、少し明るく振舞う○○。
だが、小鈴はそんな姿勢とは裏腹に、自分の思いを○○に今告げようと強く決心していた。
少し間を置き、小鈴がいつもより重く、固くなった口を開き、自らの想いを紡ぎ出す。
「私、さ。前から思ってたんだけど、ずっとこのままでいれたらなぁって。こうして○○とお店の事して、他愛ないこと話して、お茶とか飲んだりして」
「ずっと、想ってたの…」
「だからその…私と……」
ここまで来たが、緊張のあまり俯いてしまう。
後一歩が踏み出せない。あと少しなのに、もう目の前なのに。
「小鈴…」
名を呼ばれ、顔を上げようとしたとき、小鈴の体は○○の方に引き寄せられ、気付くと○○に抱きしめられていた。
「○、○…?」
「小鈴…その…遅くなってごめん…俺は小鈴が好きだ。だから俺と…その、付き合ってくれないか…?」
「○○ぅ…えぐっ、ひっく…嬉しいよぅ…ひっ○○ぅ○○ぅ……」
「小鈴…これからよろしくな…」
小鈴はそのまま○○の胸の中で泣きじゃくり、ずっと○○の名を呼んでいたという。
「……っていうのが俺たちの付き合い始めた訳ってことさ」
「へぇ…小鈴も中々やるじゃない。このこと、幻想郷縁起にでも加えておこうかしら?」
フフ、と小鈴を見てニヤリと阿求が嗤う。
「ちちちょちょっとぉ!じょ、冗談でもやめてよねそんなことは!!それと○○も!!そんなポロっと言い出さないでよね!!」
「はいはい、分かりましたよ小鈴ちゃん」
「ぜぇえーったい分かってなぁいぃいいいい!!!」
この2ヶ月後、鈴奈庵に訪れた魔理沙に○○を借りられてしまうが、それはまた別のお話。
すっごい勢いで書いてしまったので、メチャクチャな部分が全体的にあると思いますが、どうかご勘弁を…
小鈴ちゃん可愛いよね!!早く鈴奈庵第三巻をください!!
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