したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【ルーレティリグ穣子】1ボスの隠れ家 10【ヤマナズ幽々わか】

432名前が無い程度の能力:2014/11/08(土) 17:57:22 ID:lDqjES4Q0
 私は幽々子に捕まってしまった。
「許して」 尾びれを掴まれて持ち上げられた状態で私は泣いた。
人魚は温厚な非力種族であり、暴れても無駄なことを理解して泣いた。

「よっ。お姫様。色気と気品がプンプンと漂ってくるいい女。貴女には狩猟は似合いませぬ」
前にシャチから言われた口説き文句を試してみた。
「天ぷら… 刺身… 煮魚…」
その無関心さから彼女が私のことを食材として見ていることを再確認した。
こんなことならあの時もったいぶらずにホテルに付いていけばよかったのだ。
もうだめだ
豊満な胸と誰にも触れさせたことのない桃色の乳頭。こんな宝貝が使われぬまま食材となる
そんなことが許されるなんてあんまりだ。
死ぬ前に有性卵を産みたかった。

と、妄想に逃避しているとなにやら話し声が聞こえる。しめた。人が来た
「お助け」 と、全力で叫ぶ。最初から喋れるなんて人魚姫でなくてよかったぞ!
その声を聞いて3,4人の女性がやってきた。ああ、神の助け。助かった!!!!

やってきた女性たちは私を見るとよだれを垂らしそうな笑顔を浮かべた。
あれぇ?
「いい肉付き」 金髪の女性が私のわき腹をひょいっと掴む。
その両手と腹から出た6本の手で。
私は失禁した。

「未経産なら上味」 ネズミの少女がニヤニヤと、手に持った棒で下腹部を突いてくる。
大柄な女性は「春夏秋眠から覚めたてだから」 と、口元から垂れるよだれを弁護した。
金髪と緑髪桶の幼女は愛らしい表情でどちらが心臓を食べるか口争いをしている。
ガサゴソと音がするので振り向くと森の掃除人
食べ残しを漁る虫とその残骸から芽吹きをもたらす神様がじっと肉食獣の食事が終わるのを待っている。

「酷い 酷い 同じスレの仲間なのに。あなたたちには憐れみの心がないの?」
と泣く私を見て、幽々子が不思議そうに呟いた。
「どうして1ボス選んだの?」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板