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【安価で】東方ファイト59【対戦】
385
:
名前が無い程度の能力
:2014/10/25(土) 23:11:41 ID:7BQt0EYo0
慧音「寺子屋に来ている子供の兄から、里の娘への恋文を代筆して欲しいと頼まれてな」
阿求「災難ですね」
鈴仙「(ばさっ)話は聞かせて貰ったわ、状況を東方ファイトと認定するわよ!」
慧音「おお、もう……」
阿求「災難ですね。ところで恋文なんて書けるんですか?」
鈴仙「その気になればね。私の能力をもってすれば造作もない」
阿求「楽しみにしていますね。ちなみに対戦相手はあちらの毛玉たちのようです」
慧音「毛玉に恋文だと……?こうなってはお前が頼りだ、不安ではあるがよろしく頼む」
鈴仙「ええ、任せてちょうだい」
慧音「そんなわけで、例の里娘を連れて来た。名前は陽子だ」
陽子「わたし一体なんでここに……?」
鈴仙「この恋文を読むためよ、さあ!」
汝俺様に愛をこめし視線投げよこせばおれ様呆然
俺様汝に答えるべく報復の愛のダブルパンチ
おお陽子アイラブユーホールミータイホールミータイ
鈴仙「(ドヤァ)」
陽子「……(呆然)」
慧音「……(愕然)」
阿求「(冷笑)」
陽子「(びりびりびりびりっ)」
鈴仙「ちょっ、何するの!?」
阿求「最初に視線で狂わせる段取りだったんじゃないんですか?」
鈴仙「こんなに私と里人で意識の差があるとは思わなかった……!」
慧音「嫌な予感的中か……もうこれは引き分けだろうな」
阿求「おや?けだまたちのようすが……」
毛毛毛 毛 毛毛毛 毛
毛 毛 毛毛
毛 毛毛 毛 毛 毛毛毛 毛毛
毛 毛 毛 毛 毛毛
毛 毛 毛毛 毛 毛毛毛
衣玖「空気を読んで空から参上しました。毛玉のドット絵で恋文とは珍しい」
慧音「なるほどそう来たか!」
鈴仙「でも地上からじゃただの毛玉の群れに変わりはないわよ!」
陽子「あら?ひゃあっ、毛玉が集まってきました!」
阿求「自機じゃないからピチュらないんですかね。毛玉アーマー状態で空に連れて行かれましたが」
慧音「よし、勝負あったな。この勝負毛玉の勝ちだ」
鈴仙「まさか毛玉にそこまでの知能が……!」
阿求「恋文代筆で毛玉に負けるのはある意味偉業ですね」
結果:人文字ならぬ毛玉文字のストレートな愛情表現により毛玉の勝ち
なお里の娘さんはもふもふ感が忘れられず、無事毛玉と結ばれたのだとか
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