【安価で】東方ファイト59【対戦】 - 1400491213

26：名前が無い程度の能力：2014/05/30(金) 02:06:49 ID:.FYvUGSU0: ジャッジ乙、ただ聞くだけでは勉強にならないのは難しいところだな

文「ハイやってまいりました東方ジャッジのお時間です。司会は毎度おなじみ、私射命丸文と」
映姫「四季映姫でお送りします。さて、今回の対戦者は？」
文「はい、こちらになります」
正邪「どうも、鬼人正邪でございます！」ｻﾜﾔｶ-
映姫「……なんですかね、これは。限りなく白に近いはずなのに何故か鳥肌が立つのですが」
文「『身も心も綺麗になった正邪』さんです。どうも反転の能力を自分にかけたそうで」
映姫「それで、相対するのは？」
針妙丸「……」
文「荒んでますね、めっちゃ荒れてます。見たとおりの針妙丸さんです。とりあえず今は人間サイズにまで大きくなってもらっています」
正邪「あ、あの……姫……」
針妙丸「……(ﾁｯ」
映姫「それでは、早速始めましょうか」
文「(スルーした)では、ファイトの内容ですが、寺子屋の慧音先生の授業を受けてもらいます。
真面目に受けたと判断された方が勝利となります」
映姫「では、早速始めてもらいましょうか」

かくして寺子屋の授業が始まった。時にして午前７時、他の子供に混じって正邪も配布された教科書を手に机に並ぶ。しかし、針妙丸の姿が見えない。
人里にも指名手配されていた妖怪がいることで、周囲も警戒していたが身も心も綺麗なのは伊達ではなく、すぐに打ち解け真面目に熱心に授業を受けていた。
色々とすっ飛ばして、時は夕方の５時である。結果発表はやってきた。

文「お疲れ様でした。それでは結果発表です」
正邪「いやあ、勉学に励むのも悪くないですね」ｻﾜﾔｶｰ
映姫「ではジャッジ判定！針妙丸の勝ち！」
正邪「なんと！？」
文「ど、どういうことなんですか閻魔様！？針妙丸さんは授業を受けてなかったんじゃ……」
映姫「それは彼女から説明してもらいましょう」
慧音「うむ、彼女はちゃんと授業を受けていたぞ。
　そう、最前列の最前列、教卓の上でだ！」
文・正邪「な、なんだってー！」
針妙丸「……」
映姫「最前列で授業を受けるという意気込みを評価し、今回の勝利は針妙丸とします！」

結果：針妙丸の勝ち

正邪「いやはや、姫の熱心さには勝てませんね、乾杯です」ｻﾜﾔｶｰ
針妙丸「……くない」
正邪「え？」
針妙丸「らしくないいいいいっ！」ブスッ
正邪「あいたーっ！？」
文「何ですかっ！？」
針妙丸「全然っ！らしくないっ！正邪ぁっ！」ブスブスブスッ
正邪「痛いっ！痛いです姫っ！」
針妙丸「慇懃無礼なあの態度はどうしたっ！裏でいつも他者を見下し踏み潰す策略はっ！つーか姫呼びを完全デフォにするなっ！
今のお前は綺麗すぎるっ！そんなの正邪じゃないっ！今もなんだその反応は、もっと悔しがれ！負け惜しみを言えっ！潔く負けを認めんなぁああああ！」ブスブスブスブスブス(ｒｙ
正邪「ぬわああああああ！」

文「あそこまで荒んでたのに律儀に授業受けた理由って……」
映姫「天邪鬼の気を引きたかったのでしょう、なんと言うか難儀な性格ですね」

ごめん最後のやりたかっただけ