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夢の中で出会った東方キャラとの出来事を語るスレ その8
41
:
名前が無い程度の能力
:2014/06/13(金) 22:55:25 ID:hyfP1vis0
「あっちの本棚は、本が残っているな!」
魔理沙がトテトテと走って、本棚に寄る。自分もそれに続く
「すげえぜ!けっこうレアな魔法書もたくさんある!」
魔理沙は目を爛々とさせるが、残念ながら、魔理沙が喜んでいる
魔法書の文字は自分には読めない。
そのかわり、和食のレシピ本が何冊も並んでいることに気付いた。
誰のためにこれを読んで勉強していたのか、気付いてあげなよ魔理沙。
「ん?んんん?」魔理沙が、本棚の一番上の本に目をやり、それを取ろうと手を伸ばす。
中々取れないので自分がとってやると、魔理沙は照れ笑いしながらお礼を言った。
「・・・見ろよ!やっぱりこれ、日記帳だぜ!」
おいやめろ。
「読んじゃおうぜ!読んじゃおうぜ!」
言うが早いが、魔理沙は真っ黒な黒革の日記を開いた
「○月×日。徹夜明けの魔理沙がお疲れ気味で遊びに来た。トロロいもを作ったら、おいしいおいしいと喜んでくれた」
「霊夢とケンカして、魔理沙の元気がなさそうだった。ハンバーグを作ってごちそうしたら、喜んでくれた」
「○○(自分)が遊びに来た。日本人は肉じゃがが好きだと聞いたけど、本当だった」
「コンポートをたくさん作った。遊びに来てくれた人たちに、一瓶づつ渡そう」
「コンポート、あっという間に無くなった。来年はもっと作らなきゃ。」
・
・
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「魔界に帰ることになった。魔理沙と○○がお別れに来てくれた。うれしかった。少し泣いたこと、バレてないかな。」
来客や魔理沙、自分を気遣う言葉で、日記は溢れていた。自分も魔理沙も、いつの間にか泣いていた。
「おーん、寂しいぜ!アリス」
魔理沙が叫ぶや否や・・・
「他人の日記を見て、なんで泣いてるのよ・・・」
さっきまで向う側が壁だった扉の向うに、今は真っ暗な空間が浮かび上がり、
その前に、両手にスーツケースを持ったアリスがドン引きした顔で立っていた。
・・・と同時に目が覚めた。
ハッピーエンドになってよかったです
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