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夢の中で出会った東方キャラとの出来事を語るスレ その8
27
:
名前が無い程度の能力
:2014/05/20(火) 07:56:18 ID:81d6wEy60
俺はサイレントヒルと地底を合わせたような所で咲夜さんを探していた。
咲夜さんは単身この危険な場所に乗り込んだようで、
化け物の影から逃げつつ、咲夜さんを追っていた。
…どうやら化け物は皆、咲夜さんが退治していたようで、その痕跡がものすごかった。
ピアノ線のような糸が張り巡らされていたり、
ナイフ跡や血痕がいたる所に付いていたり、
御札や手がかりのようなものが散乱していた。
俺はそれをだいたい調べながら追っていたが、一通り調べても咲夜さんの気配もない。
戻って一番最初の部屋まで来たら…気になるものがあった。
クマのぬいぐるみの胴の部分が裂かれ、ワタが飛び出している所を、
大きめの銀の針でこれでもかという程に大量に刺されていたのだ。
裁縫道具の待ち針よりも集中してぶっ刺されていた。
間違いなく咲夜さんの仕業だ。
不思議な直感というものはあるもので、
この集中して刺されている針を抜かないと咲夜さんには会えないと思った。
片手で思い切り掴んでもう片方の手でぬいぐるみを抑えて針をぶっこ抜くと、
「貴方、それじゃ私を助けられても同じ事になるわよ」
と声がした。振り向くと、咲夜さんが居た。
「せっかく封印したのに…そこまでして何がしたいの?」
と咎められてしまった。
なので俺は逆に咲夜さんに、今まで姿が見えなかったのは、
咲夜さんが自らを犠牲にして化け物を封印したからだろう、
それなら俺は何度でも封印を解いて咲夜さんと一緒にどうにかすることを考える。
と説得を試みた。どうやら彼女も心細かったのか、直ぐに納得してくれて、
この不気味な所を探索した。半ばデートだった。
しかし、しばらく経つと咲夜さんの体に異変が出始めて、
前側の上半身から、『何か』が膨れ上がってくる。
何かを訴えるような表情で、悲しそうに俺を見る咲夜さん。
どうやら、何かに寄生されたから咲夜さんは意を決していたようだ。
だが皮膚や肉がが千切れて血が吹き出すと言うよりも、
被害を最小限にして『出産する』と言った認識が二人の中にはあった。
これで死んだりすることはない。俺は安心した。
そして咲夜さんに安心させるため、
「大丈夫だから!そのまま身を委ねて!これで死ぬことは無さそうだ!
抵抗しないで、俺はどんなことが有っても咲夜さんを守るから!
咲夜さんの責任は俺が持つ!その咲夜さんの分身も俺が責任を持つ!」
必死に咲夜さんに俺は呼びかけた。
咲夜さんはそれを聞くととても安心したように顔を綻ばせ、
苦しそうにしながらも安堵の表情を見せた。
『何か』がもう少しで産み落とされそうなのを俺達が見届けると、
咲夜さんはうっとりした表情で自分の分身を見ていた。
何か、期待に満ち満ちた、愛情を向けた、苦しそうにしながらも
とても嬉しそうに自分の体から隆起する分身を見つめる。
俺は見守ることしか出来なかった。
気がつくと、その化け物たちの住処は、
住人がどこか異形ながら、人間の形をしており、一つの街として発展していた。
理性が有り、感情も知性も有るようで、
俺はその中の友人という認識の存在とタッグを組んで少し危ない意思伝達ゲームをしていた。
意思疎通を行おうとするのだが、如何せん夢の中で思うように喋れない。
気遣うつもりが傷つけてしまったりと、
逆に俺が知性のない化け物みたいだなと困惑した。
そんな俺達を、咲夜さんが微笑を浮かべて見て居た。
そこで目が覚めた。
教授、これは一体
長文失礼しました。
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