三途の川であたいたちの集い！

421：名前が無い程度の能力：2014/12/10(水) 23:06:02 ID:1qxywH5o0: チルノ「あたい、苗字がほしい」
火焔猫「また唐突だねえ。何でそんなものが」
チルノ「だって、格好いいじゃない。『火焔猫』とか『小野坂』とか」
小野塚「いや、小野坂違う」
火焔猫「二つ名だったらもうあるじゃない。『おてんば恋娘』じゃ嫌なのかい？」
チルノ「長いし、漢字が少ないじゃん。強そうなの頂戴」
小野塚「もらうのは確定済みなんだね。まあいいさね。カッコの良さならお燐のをそのまま分けてお貰いよ。
　　　　火焔猫なんてのは強そうでいいだろう」
火焔猫（何だい姐さん、自分のを分けてあげるのはいやかい？）
小野塚（そうじゃないけど、これは一応官給物だからね。ホイホイ渡していいのかどうか知らないんだ。
　　　　規定帳なんてどこに置いたかも忘れちまったし）
火焔猫「じゃあ半分ずつ分けてみようよ。私からは『猫』を出そう」
小野塚「こっちは『小』さいの字を渡そうか。合わせて『小猫』、まあ『子猫』だね」
子猫　「『子猫チルノ』って、ものすごく弱そうだけど」
小野塚「可愛いと思うけどな。この業界、可愛さは立派な武器になる」
チルノ「どの業界？それより残った方をちょうだいよ。『火焔』『野塚』、ちょっと縮めて『火乃塚』！
　　　　つよい！名前も合わせて火乃塚チルノ！炎と氷の最強合体だ」
火焔猫「性格に難の有りそうな名前だねぇ。あたいは勝つのが好きなんだよォー！なんて言い出さないでおくれよ」
小野塚「そいつは困るね。あとは、そうだな、もっと簡単に『小』と『火』をつなげようか。
　　　　『小火』チルノ、ぼやチルノでいこう」
小火　「どんどん弱くなってない？苗字が名前で消えちゃうよ」
火焔猫「可愛くっていいじゃんか。ボヤちゃんこっちへおいで」
小野塚「あたいも混ぜてもらおうか。ボヤちゃんはちっこいねえ」
小火　「挟むな！じゃあもういいや、他の人からもらおう」
小野塚「強そうな苗字の人なんていたっけ？」
火焔猫「鬼さんは強いだろう。星熊とかクマ入りだよ？」
チルノ「んじゃあ全部まとめて、『小』『熊』『猫』。『小熊猫チルノ』！だめだ！」

射命丸「うちの子になればいいと思いますよ？」

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