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犬走椛の暇つぶし 大将棋十九局目
98
:
名前が無い程度の能力
:2013/08/10(土) 01:47:19 ID:dPEOt.HM0
とある天狗伝説というか昔は修験道でそれなりに有名だった山に
ご来光目当てで深夜単独登山したんだけど、
麓の神社出てしばらくたってから誰かがずっと
少し上のほうから定期的に拍手うって山道誘導してくれてたんだよね。
もちろんヘッドライトは持ってたけどすごい先まで見通せるわけじゃないし、
なにより近くに誰かがいてどうやら自分を気にかけてくれてるらしいってのは心強かった。
でも、可能性はゼロじゃないにせよ、
そんな奇特な人がいたと考えるほうがむしろ不自然なんだ。
ヘッドライトが光ってたとはいえ山道の大半はかなり深くて急な森の中と岩場で
こっちの位置をたえずあそこまで正確に把握するのは、至難だったはずだし
自分のほうもけっこう注意して音の出所の方をみてたけど、
逆にむこうは明かりのたぐいをいっさい持っていなかった。
小休止もこっちにあわせて無言のままのべ三時間以上にわたって
わざわざそんな手間をかけて誘導してくれるってのはさすがに親切の域を超えている。
そもそも山頂はおろか下山直前まで結局他の人にあわなかったし
(別ルートがないわけではないけど、どマイナーのうえそれなりに危険で
夜ライトなしでへばりつけるようなルートじゃない)、状況証拠からいうと上には誰もいなかった。
少なくとも、普通の人間は。
というわけで、親切な千里眼もちの天狗のおかげ、ということに自分の中では思い込んでる。
万一幻想郷入りする機会があったら、なんとかお礼にハンドクリームを寄進したい。
あれだけパンパン叩いてくれてたら、
さすがに丈夫な白狼天狗だって少しは手のひら腫れたと思うから。
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