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鍵山 雛とくるくるするスレ 18回転目
168
:
名前が無い程度の能力
:2013/06/13(木) 14:43:55 ID:0cdOZ1sU0
鍵山雛に恋し突然居なくなったため、独り身のまま結婚する事無く八十数才になったワシ
近所からは疫病神と愛し合った危ない老人、頭の逝かれた老人と若い頃と同じく迫害され続けるワシ
訪れる人といえば里の若い職員がじじい死んでねーか?と来るくらい
ある日雛がくれたリボンを触ってワシ俺の家の玄関をコンコン!と叩く馬鹿がいる
雛との過去を懐かしんでたのを邪魔されたワシは怒りのあまり
「誰じゃ!フォルァァ!」と若いころリグルから習った蹴りで扉を激しく開ける
じゃがそこには50年以上前に心の底から愛し合った雛の姿があった
彼女は何ら変わらぬ優しい笑顔で俺に手を差し伸べ
「お待たせ!さぁ一緒に行こっ」
震えた、涙が止まらなかった…ワシも神の元へ行けるのじゃ…髪は無いけど。
それから数日後、ワシの家を訪ねた里の職員は玄関先で倒れ雛のリボンを握ってた俺を発見する
すでにこと切れていた…
医者、警察、役場などは頭が逝かれた独居老人がついに逝った…つまりの孤独死と結論を出す
しかし色んな孤独死を見てきた里の職員は不思議に思っていた
これ程の満面の笑みで亡くなった老人を彼は知らない
最後の最後でこの孤独な老人にいったいどんな奇跡が起きたのだろうか
今ワシは死神を追い払いつつ若かりし頃の姿で雛の側にいる
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