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東方キャラと他作品キャラの絡みを想像するスレ その16
96
:
名前が無い程度の能力
:2012/09/16(日) 17:36:24 ID:l6yAPrxk0
35 :愛蔵版名無しさん:2008/09/22(月) 20:58:24 ID:???
孤独のグルメSS「滝山VSヤマザナドゥ」
どこかの高校。教室の前に一人の優しそうな美少女が立っている。表札には文芸部と書かれている。
「よし!」気合を入れると、少女は勢いよくドアを開ける。「あれ?」驚く少女。
廃部になったはずの文芸部の教室に複数の男女がいたからだ。
パイプ椅子に座り本を読む、メガネの小柄なカーディガンを着た少女は文芸部っぽいが、他の連中は文学的でない。
「あなた、入団希望者ね!?」呆然と立ち尽くす少女に気付いたリーダー格の腕章をつけた少女が近づいて来る。
「あ・・・あの、私ずっと入院していて、それで復学したのですけど・・・それで文芸部が廃部になったと聞いて・・・」
「ふんふん、それで?」リーダー格、少女をつま先から足まで見つめて品定めしている。てか全然聞いてない。
「よし、合格、あなたも今日から私たちの仲間よ!」力強く少女の方を叩くリーダー格。
「それじゃ、これから川原で新しい仲間を歓迎も兼ねて草野球よ!」何故か草野球が始まる。異論は許されない。
リーダー格の勢いに頭が混乱してしまった少女。今は何故か外野に飛んだ打球を追っている。
ボールが落ちた場所は、一面の美しい花畑。そこには紫色の服を着た女性が立っている。
「こんにちは」少女、女性に挨拶をする。「綺麗な花畑でしょう」と女性。「はい、とても」答える少女。
「この花は天国にも地獄にも行けなかった、一人の愚かな人間の魂が咲かせているのです」語り始める女性。
「その人間は、自分の命を代償に、世界のどこかで、病気のため死に瀕した心優しい美少女を助けてと天に願ったのです・・・」
涙を流す女性。「あの、私、みんなが待っているのでもう行きますね」少女、礼儀正しくお辞儀をして踵を返す。
「忘れないでね・・・」女性の姿が消え、美しい花畑だけが残される。花畑に浮かび上がる滝山の幻影。
花畑には、なんともいえないよい匂いが立ち込めていた。
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