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ゆかりんのスキマ日誌 十一冊目
912
:
名前が無い程度の能力
:2012/03/14(水) 22:10:23 ID:f7zFrTXM0
細腕月 炎上日 人里の男
藤原妹紅が甘味屋に入ったと聞いた俺はこれはチャンスと思ったもんだ。
普段はセクハラしたら焼かれるんじゃないかと思って出来無かったが、そこでそんな真似してみろ。
元の店主に迷惑がかかる、つまりセクハラ出来る!そう思ってたが甘かったな。
尻を一撫でしたら我慢してたし、あのお姫さんもニヤついてその時点では俺を止めようとはしなかった。
そこで調子に乗ってもう一撫でしたらあのいきなりアマが切れた。
いきなり火を噴き出して俺の尻を焼きやがったんだ。
ったく、おっかねぇ店になったもんだよ。
細腕月 炎上日 妹紅
輝夜の奴は手を出したことを散々文句を抜かしていた。
だが尻を触られることが仕事とは聞いていない。
客が減ったらどうするかだと?いいじゃないか、尻を触るような奴が来なくなっても。
間違っても謝りになんて行かないからな。
細腕月 炎上日 輝夜
あの馬鹿がやらかしてくれたせいで今日は途中で店を閉めなきゃいけなくなったわ。
妹紅め、あの手のは手をつねり上げるぐらいでいいのに、よりにもよって術を使うとは。
他のお客様を巻き込まなかったから良かったけど大騒ぎになって何人かは怯えた顔をして逃げてったじゃないの。
しかし、やっぱり詫びを入れさせないと不味いわよね。
曲がりなりにも客商売、どんなクズであってもお客に怪我をさせたんだからそこら辺は落とし前をつけさせないとご主人の評判にも関わる。
こんな事ならもう少しマトモにやれそうなのを選ぶべきだったわ。
後悔は先に立たないわねホント。
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