したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

ゆかりんのスキマ日誌 十一冊目

787名前が無い程度の能力:2010/06/25(金) 09:02:23 ID:1ssApcCk0
ハッピーエンド月 目指して+10日 霖之助

あのお嬢様は何がしたかったのだろうか、と首を傾げる。
この世に生を受ける以上、様々な未来が待ち受けるのは生命として当然のリスクだろう。
僕らのように長く生きる事が出来る存在なら、それは尚更だ。
運命を取捨選択できる彼女は、それを忘れてしまったのだろうか。

しかし、魔理沙の運命か。
あのお嬢様は、それが確実に訪れる未来だとは言わなかった。
可能性の一つと言う事だろう。

ならば心配する必要は無い。
あの子が間違った道を行こうと言うのなら、それを正してやればいいだけだ。
彼女が選んだ幸せを否定するつもりは無いが、不幸の道に進むと言うのならそれを許すつもりも無い。
彼女の選んだ道に口を出す権利は僕には無いかもしれないが、それぐらいなら許されるだろう。

ふと気付くと、勘定台の上にはレミリアの置いていった折れた旗があった。
運命などこんなものか、と指先で触れてみると、何故かそれは粉々に砕けてしまった。

もしかしたら、運命など簡単に打ち破れるものだと言うメッセージだったのかもしれないな。


ハッピーエンド月 目指して+10日 魔理沙

外から帰ってきたら、香霖が何か妙な顔で考えていた。
まあ、いつもの事なのであんまり気にしなかったが。
さて、今日は一緒に飯を作る日だ。何を作ろうか迷うぜ♪


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板