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ゆかりんのスキマ日誌 十一冊目
755
:
名前が無い程度の能力
:2010/05/28(金) 22:05:56 ID:awo1XJn.0
昔の梅雨月 ある日 八雲藍
梅の収穫を行う。
今年も良い出来である。かの神へ感謝を想う。
来年の漬けも安泰である。
里にて黒糖を頂く。これも漬けに使おう。
熟成する頃に、橙と杯を交わしたいものだ。
同じ日 橙
藍様と山で梅の実を取ってきた。
梅干しよりも大きくて、とても良いにおいだった。
夕方になる前にかごがいっぱいになったから、里の人にも持って行った。
おとうふ屋さんから、油あげをたくさんもらった。
お茶屋さんからは、黒いさとうをもらった。
お魚屋さんからは、ますの魚をたくさんもらった。
秋になったらまた、おせいぼを届けようと思った。
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