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ゆかりんのスキマ日誌 十一冊目

585名前が無い程度の能力:2010/01/16(土) 16:56:10 ID:PcHTNYD20
今夜は月 満月日  雛

いつも通り香霖堂にお邪魔したら、霖之助さんから星を見に行かないか、と誘われた。
霖之助さんからのお誘いで一瞬ビックリしたけれど、どうやら魔理沙の提案だったみたい。
けど、どうしたんだろう。魔理沙の様子が、少しおかしいような気がした。

いつも通り端っこの方で本を読んでいた朱鷺子ちゃんに聞いてみたら、魔理沙がマスタースパークを使えなくなったと言う事を教えてくれた。
それなら様子がおかしい事も不思議じゃないけど、何だろう。
落ち込んでると言うより、何かもっと違う違和感が……。
霖之助さんは、そっちの事には気付いてないみたいだけど。

それで、霖之助さんから星を見るのにいい場所がないか聞かれたんだけど……
そこで突然紫さんが現れて、いい場所がある、と提案された。
……どうしたのかしら、自分も混ざるって言うと思っていたのだけど、そんな様子もない。

場所を聞くと、マヨヒガの上空を結界で区切った空間らしい。
確かに、周りをさえぎる物のない場所だけど……招待してくれると言う事かしら?
本来なら、招かれないと行けない筈よね?


追記
そう言えば、入り口の辺りで妖怪の山の神社の神と河童がいた。
声をかけたら泣きながら逃げていっちゃったけど……何だったのかしら?



今夜は月 満月日  紫

ここの所、魔理沙には様々な事があった。
しかし、あまりにも目を離し過ぎていたかもしれない。
幻想郷は全てを受け入れるとはいえ、彼女が抱えた概念はあまりにも大きすぎる。

結果として私は、あの子が戻れない場所に行く一歩手前まで見逃してしまっていた。
あの子が知らないことを、私はいくつも知っている。
しかしそれで尚、私は彼女と対等の立場で競いたい。
それに、霖之助さんとも約束したしね。

だからこそ今宵は貴方に譲りましょう、魔理沙。
貴方が、そして霖之助さんが手に入れた『家族』と言うものの大きさ、
そして貴方の『原点』の大切さ、それらをしっかりと思い出しなさい。
大切な人たちだけで見上げる夜空なんて、滅多にある物ではないわよ?


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