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ゆかりんのスキマ日誌 十一冊目
527
:
名前が無い程度の能力
:2009/12/09(水) 01:03:06 ID:KLQeXGeI0
クリスマス月 準備+5日 神奈子
さて、月の煩悩に頼み込み、信仰検査キット・改を借用してきた。
それというのも、諏訪子が「もう早苗は私たちへの信仰心は無く、魔界神の皇女への信仰にあふれている。だから、もう好きにさせよう」と言ったからだ。
改良前ではキットを咥えてもらうことで、早苗に、私が疑心を持っていると思われそうで、どうにも借りて使うことが出来なかった。
改良版は、指向性が強化、要はこっそりと計ることが出来ると言う代物。試しに魔理沙などに試してみたが、正しく測定できていた。
だが…どうにも、私自身の勇気が湧かない。もし…もし、本当に私達への信仰が消えていたらと考えると、ものすごく不安になってしまう。
思えば、あの子は小さいときから現人神として、私の看板娘的な存在たる風祝として過ごし、同世代の友人と遊ぶことはおろか、まともな友人関係を持てなかった。
ここについて来たのも、向こうに彼女を引き止めるほどの絆が薄かったからなのかもしれない。
そんな早苗が、アリスを敬愛し、文やパチュリーたちと馬鹿騒ぎを起こしたり、一緒に遊んだりと、楽しそうにしている。
あぁ、早苗はもう私達の手を離れようとしているのか?そうならば、あれこれ心配をして子離れできない自分が弱いのか?
ダメだ…私には、早苗の信仰を計る勇気が湧かない…結果を聞く度胸もない…。
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