したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

ゆかりんのスキマ日誌 十一冊目

454名前が無い程度の能力:2009/10/29(木) 06:59:11 ID:OVWOcQKE0
おらは月 死んじまっただ+4日 諏訪子
さて、私の全存在を賭けた閻魔との戦争は不発に終わってしまった。
そればかりか、なけなしの力を注ぎ込んでしまったため、今は意識を持つのもやっと。
今の私だと全力を出してもそこらの妖精以下の力も出せないだろう。
将門を私が外に送り出し、外神異変を解決して神徳アップと考えたのが悪かったのか。
また、閻魔を倒して力を見せ付け、神徳アップと考えたのが悪かったのか。
私が決めた事を閻魔に覆され、それが定着してしまった今となってはもはやどうでもいい。
それらによって私への信仰が減り、私の存在が消えようとしている今ではどうでもいい。
今の私には私が消えてしまってでもやるべき事、なすべき事がある。だから、もう、どうでもいい。
私の愛する人…早苗を…その友人達を助けれるのならばそれはこわくない。

では、最後の力を振り絞ろう。

追記。
力が足りないかもと思ったが何とか上手に行った。
英霊達は在るべき所へ帰って行った。
死んでしまった幻想郷の管理者の蘇生もかろうじで成功した。
早苗を含む病気の人達は今日の昼にも皆外を走り回れるだろう。
残念なのは早苗たちの笑顔をもう見れない事だ。もう、手が透けかけている。
人が神に頼ると言うのはこんな気分なのだろうか。
消えるのは嫌だ。もっと神奈子や早苗と遊びたかった
神奈子や早苗と弾幕ごっこしたかった。
神奈子や早苗ともっと宴会したかった…もっと…

おらは月 死んじまっただ+4日 神奈子
早苗の看病に疲れて寝てしまってたと思ったら早苗に起こされた。
病気が治った良かったと嬉しさのあまり早苗に抱きついてしまった。
早速、私より心配していた諏訪子も呼ぼうと、早く早苗の元気な顔を見せてやろうと探した。
でも、神社のどこを探しても、幻想郷のどこを探しても、諏訪子はいなかった。
ただ、何時もの帽子が諏訪子が使ってたちゃぶ台の隣に転がってた。
そして、ちゃぶ台の上にあった日記を読んで全てを知った。
何故だろう。悲しくて辛くて寂しくて泣き叫びたいのに涙も声も出てこない。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板