[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
ゆかりんのスキマ日誌 十一冊目
45
:
名前が無い程度の能力
:2009/05/05(火) 12:48:54 ID:.uhy7c3k0
幻想の月 旅+1日 フラン
まだ魔理沙に会えない。寂しい。
お姉様と別れた後、多分魔理沙は香霖堂にいるだろう、って言われたから向かっていたはずなのに、
森をつっきろうとしたのがいけなかったみたい。
みんななかなか壊れないから楽しくて、妖精や幽霊に会う度に動かなくなるまで殴っていたら、
どっちからきたのかわからなくなってしまった。
だんだん妖精も壊れやすくなってきた。少しずつつまらなくなっていく。
足が疲れてきた。手もすりきれてきた。歩く元気もなくなってきた。
妖精を壊すのも飽きてきたころに銀色に光る人に会った。
大きくて紅いマントのへんなおじさん。
「元気が無いな、少女よ」と言われたから「みんなすぐ壊れちゃうからつまらないの」と答えた。
「戦いが好きか」と言われたから「壊れない人間と遊ぶのは好き」と答えた。
「ならば私が遊んでやろう」と言われたから「あなたは壊れない人間?」と訊いた。
「己の身を心配したほうがいいぞ。さあ、回復してやろう!全力でかかってくるがいい!」と言われた。
傷だらけになった。熱かった。
壊しても壊しても壊れないおじさん。私を壊そうとするおじさん。
マントから炎がいっぱいでてきて、私もいっぱいやけどした。
だけどとっても楽しかった。
ずっとずっと遊んだあと、炎のマントのおじさんが膝をついた。
「ここは私の負けだ。強いな少女よ・・・純粋に戦いを楽しむ心を持っている。だがそれだけだ。
何かを守りたいという心がお前に宿る日がこなければ、いつか敗北を喫するだろう。
かつての私が屈したようにな」って言ってから、炎のマントのおじさんが消えちゃった。
なんだか説教臭いけどわかるようなわからないような。
おじさんが消えた後に銀色の玉が落ちてた。
なんだろうと思ったけど、多分お姉様が言ってた宝珠ってやつかな?
そうするとあのおじさんは幽霊だったのかな。
ひとまず魔理沙へのおみやげにすることにした。
あと拳とか膝とかが燃えるようになった。私おじさんに何かされたのかな?
ずっとずっと歩いて、森のはしっこに小さなお店をやっとみつけた。
香霖堂ってかいてあるから間違いない。
1日中歩いていたからもうすっかり夜になっちゃった。
でもお店に入ったら魔理沙はいなくて、小さな妖怪がふとんで寝ているだけだった。
他に誰もいないみたいだったから無理やり起こしたらびっくりされた。
魔理沙の居場所を聞いてみたら、人里にいったって教えてくれた。
ここにはいなかったんだ・・・でも、ここからなら人里はそんなに遠くないみたい。
今日はもうくたくただから寝ようと思って寝るところを探していたら、さっきの妖怪に服をつかまれた。
一緒に寝て欲しい、だって。寂しかったのかな。
私も寂しかったな。一緒に寝ようね。
明日は、魔理沙に会えるといいな。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板