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ゆかりんのスキマ日誌 十一冊目

390名前が無い程度の能力:2009/10/14(水) 00:27:51 ID:wkLqXOwE0
めざせ月 幻想郷日 蓮子

お燐との暮らしもだいぶ慣れてきた。
最近の秘封倶楽部の活動は、幻想郷のさらに地下深くからやってきたというこのネコ耳少女と一緒に、
どうやって幻想郷に潜り込むかと言うこと一点に集中している。
理由は単純。まず私が幻想郷に行ってみたいということ。
お燐から色々な話を聞くことはできたが、やはり百聞は一見にしかず。
メリーが見たものを私も見れるかもしれない千載一遇のチャンスを逃す手はない。
そしてお燐を元の飼い主の所に帰してあげたいということ。
メリーがお燐を拾ってきた当初は彼女も元気そうに振舞っていた。
大家さんに見つからないように買ってきたキャットフード(カリカリタイプ)もおいしそうに食べていた。
でも夜になると時おり布団の中で泣いているお燐に私は気づいていた。

お燐に私たちのサークル活動、そして目のことを話したとき、彼女は幾分かのためらいを見せていた。
どうやら幻想郷から追い出された理由は彼女自身にもあるらしい。
だけど最終的には自分の家に帰りたいという思いが勝ち、サークル活動に加わることとなった。
もちろんこれまでで最高に危険な活動になることは確かだ。
あの日、気を失っていた彼女が目をさましたとき、メリーを見てものすごく動揺していた。
理由を聞いてみると、スキマを自由に操る妖怪に彼女はこちら側に追い出されたらしい。
そしてその妖怪はメリーによく似ていると言う。(このためか私たちの目についてはすんなり信じてくれた)
メリーの目とスキマを自由に操る妖怪。これは偶然だろうか。
もし私たちの前にそいつが敵意を持って現れたとしたら…。

いずれにせよ、私たち3人は準備ができ次第結界暴きに向かうつもりだ。
幻想郷への入り口が見つかる可能性が最も高いであろう、博麗神社へと。

追記
お燐のおやつとして買ってきたキャットフードがなくなった。明日買いに行こう。


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