[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
ゆかりんのスキマ日誌 十一冊目
125
:
名前が無い程度の能力
:2009/05/25(月) 17:32:03 ID:UiOW.FJE0
突撃の月 後で日 慧音
夜も更け少し落ち着いた今、妹紅の笛の音や宴の喧騒を遠くに聞きつつ日記を書いている。
異変の後は宴。それは幻想郷の常識と言っても過言ではないだろう。
しかし、今、人里で開かれているこの宴会も異変の一つと言ってよいのではなかろうか。
人や妖に物の怪。妖精、獣、毛玉、怨霊、悪霊、妖怪に吸血鬼。天狗も居れば鬼に河童や閻魔さえ居る。
それほど多くの者達が参加し、騒ぎ楽しみ、死んでは生き返った異変はこれが最初で最後だろう。
混沌とし過ぎて誰が何回死んだのか把握している者は今の時点では居ないのではないか。
自分が何回死んだのかすら覚えていない。10までは数えていたのだが。
そして、死亡したと言えば待つのは閻魔の裁き。閻魔と言えば説教。説教と言えば映姫殿。
戦いながら説教する彼女には驚かされた。死んだ人は後日死亡回数に応じて説教の言葉にも。
他にも戦いながら日記を書く者に驚き、戦いながら敵の金を盗む巫女にの手際に感心したりもした。
騒霊楽団が戦いながら演奏しつつ日記を書いてたのには驚くのを通り過ぎて賞賛を送ってしまった。
異変中は殺伐とした空気だったが、終わった今となってはそんな空気は霧散。
殺された者達や殺した者達も今はもうそんな事は関係無いと言わんばかりに宴会を楽しんでいる。
それぞれ好きなように食べては飲み、歌い踊り、語り合い、思い思いに騒いでいる。
まるで明日から始まる日常を乗り越え、次の異変を楽しむまでの糧とするかのように。
新しい友人と知り合えた事、同じ幻想郷郷に住む友人達と騒いだ事を再確認するかのように。
さて、異変は終わったが、誰がボスを倒したかについてはよくわからないらしい。肝心な話なのに残念だ。
それほど終盤は混乱していたからなのだが…皆が口を揃えて言う事がある。
全員主役だしいいじゃないか、そんな事。明日からはまた混沌とした、それで居て楽しい日常が始まる。
紫が言うように少しは幸せになっている事を期待し、今は騒ごう。文句があれば弾幕ごっこだ、と。
美鈴に誘われたのでこの辺りで筆を休め、また騒ぐ事にした。日の出までまだ時間はあるのだから。
追記と言っては何だが、永琳がどこに行ってしまったのかもよくわからない。
…が、心配している人はほとんど居ない。この宴の雰囲気に馴染んだ集落の人達も含めて。
ひょっこり戻って来てはまた問題を起こして周囲を引っ掻き回すと誰もが思っているからだ。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板