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お題でマイナーカプを語るスレ

288名前が無い程度の能力:2014/11/09(日) 13:15:52 ID:FKZ0AoGg0
チルフラやってみる

紅魔館の庭。日傘をさしたフラン。
フランはついこの前まで、妖精は馬鹿で無鉄砲で何も考えていない。そう思っていた。
何気ない事である。図書館で好き勝手に遊んでいる妖精、チルノにフランが言った。
「妖精っていいわね 好きに外で遊んでいられるし悩みなんてなさそうで」
チルノには聞こえていないと思ったが
「あるよ」
チルノが答えた。フランは戸惑った。が、そんなことは気が付かないチルノ。
「あたいはね、妖精でしょ?そんじょそこらの妖怪や人間よりは長く生きる」
チルノらしくない言葉にフランは更に動揺する。チルノは構わず話し続ける。
「妖精が死ぬ事なんてそうそうない 。でも妖怪はちょっとしたことで逝っちゃうかもしれない。人間なら尚更よ」
フランは焦った。本当にチルノなのか?
「あたいは、人間とも妖怪とも仲が良い。」

「だから、あたいは置いていかれるのが怖い」
「チルノ!」
フランはフランのペースを取り戻した。
「大丈夫よ!私はすぐ死んだりしない!」
「本当?」
「もちろんよ」
「ありがとう」
チルノの手をとろうとして思い止まる。彼女に触れたら凍ってしまう。吸血鬼は流れ水が弱点だ。氷が溶けたら、怪我どころでは済まない。
彼女に触れられないもどかしさ、その日から、フランはその事ばかり考えていた…… END


イメージと違ってたらすみません!


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