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お題でマイナーカプを語るスレ

210名前が無い程度の能力:2011/05/08(日) 01:37:04 ID:e7HiuayEO
パシャ
「 人の食事風景を無断で撮るなんて、礼儀の成っていない天狗ね」
「いやはや、何とも美味しそうにスイーツを召し上がるので、つい」
「それにしたって、一度断ってからでも良いじゃない?」
「そう思いましたが、断ってしまうと表情がぎこちなくなってしまうでしょう。
意識しない方が良い絵が撮れるんです」
「む…」
「ですから、失礼と存じつつ無断で捕らせていただきました」
「…今回だけよ」
「ありがとうございます」


「珈琲好きなの?」
「へ?」
「さっきからそればかりか頼んでいるじゃない」
「ああ、これですか?…えーと、特に好き、という程でも無いのですが、
お節介妬きの同僚から目が冴えると勧められたので、
徹夜仕事があるときに淹れて持っていくんです。
きっと、そのせいで飲むのが癖になっているんでしょうね」
「ふーん。それって美味しいの?」
「まあ、それなりに。一口飲んでみますか?」
「いいの?」
「別に構いませんよ。熱いので気を付けて下さい」


「…苦。騙したわね…美味しくなんかないじゃない!」
「初めてなんてそんなものですよ」
「むー…」
「これにですね。備え付けのシロップとミルクを混ぜると…はい。今度は問題ありませんよ」
「嘘じゃないわよね?」
「本当ですよ」
「嘘だったらただじゃおかないから……ゴク」
「どうですか?」
「…美味しい!」
「でしょう」


「はい」
「はい…って、何ですか?」
「珈琲の分。私も衣玖のお勧めでここに来てみたの。このパフェ美味しいから食べてみて」
「い、いえいえ。お構い無く」
「いいから」
「わ、分かりました。自分で食べれますからスプーンを戻して下さい」


「(周囲の視線が…)」
「どうしたの…口にあわなかった?」
「いえ、お勧めだけあって美味しかったですよ」
「でしょ!」


「ねぇ、貴方これから暇?」
「ええ。暇と言えば暇ですが、何故そんな事を?」
「衣玖が教えてくれたお店を一緒にみてまわらない?」
「そうしたいのは山々ですが、ネタを探すのも記者としての…」
「…ダメ?」
「う………分かりました。付き合いましょう」
「やったー」
「……やれやれ、里のスイーツ特集という見出しの記事もたまにはいいかもしれませんね」

あやてん
百合というより二人の絡んでる様子を書いてみたかった。
続く…かも


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