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東方に関するネタを思いついたら書き込むスレ3
607
:
名前が無い程度の能力
:2013/07/09(火) 16:42:18 ID:WAAMBD3A0
儚月抄騒動の後、月の都では反省会議が開かれていた。
月の都の技術者陣営がとりわけ興味を持ったのは霧雨魔理沙の持っていたミニ八卦炉だった。
手のひらサイズの取り回しのききやすい大きさながら高出力のレーザーを発射する。
そんな兵器を自分たちの手で再現しようと技術者たちは考えた。
程なくして同等の威力を持つレーザー砲を開発することはできたものの、軽自動車並みの大きさになってしまった。
そこから元の大きさまで小型化を進めていく、という方針で開発がスタートした。
本物と対峙した依姫や(当時)月の都にいた霊夢の証言などを参考にし、開発を進めて数か月、
玉兎装備の銃剣サイズまでは小型化に成功したが、その先の小型化がうまくいかない。
進捗報告も近かったために小型化は一時中断、玉兎の銃剣と同じように扱える換装兵装として会議で発表した。
ところが、一発撃ち込んだらエネルギーの再充填に時間がかかること、
1対1の弾幕ごっこでは強力なサブウェポンとはなりうるものの、
複数の小隊で扱うとフレンドリーファイアの危険性が大きくなる可能性が指摘される。
結局新兵器はごく少数の玉兎部隊にのみ受領される形となり、残りの多くは倉庫に眠ることになる。
しばらくしたのち、(どういうわけか)事の顛末を耳にした八雲紫により、
(どうやったのか)倉庫に眠っていた件の兵器が一丁拝借される。
博麗神社にてお披露目がなされるが、うっかり誤射してしまい、神社の天井に大穴を開けてしまう
このことが霊夢の怒りに触れ、武器は没収、香霖堂に叩き売られ、天井の修理費となった。
香霖堂の売り物となった件の兵器だが、偶然やってきた鈴仙によって買われる。
永遠亭に戻って兵器を永琳に見せたところ、月からの手紙によりその兵器の存在を知っていた彼女により、
「その武器をうまく使いこなして見せなさい」という命令を受ける。
効果的な運用方法についてしばらく考えた鈴仙だがこのままでは取り回しが悪いので、兵器の改造を決断する。
チャージの隙をなくすため、ピストルの回転銃座を参考に、事前に最大10発分のエネルギーが込められるようにした。
そして自身の『狂気を操る程度の能力』を広範囲に拡散させるアタッチメントを開発。
これにより発射したマスパをより太く、あるいは細く見せたり、
レーザーの軌道が大きく曲がったように見せかけたりして、敵を惑わす戦法を考え付く。
名付けてスペルカード『銃弩「幻影一閃(ファントムライン)」』。
新しいスペルカードは、後日永遠亭に不法侵入を働いた魔理沙に対して使われる。
しかしいくら視覚を歪められても発射されるレーザーは変わらないこと、
そして持てる10発を打ちつくしたらやっぱり大きな隙が生まれてしまうことを見抜かれ、あっさり破られてしまう。
結局月の倉庫で埃をかぶるだけだった代物は、かくして幻想郷でも同じ道をたどることとなった。
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