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【ＶＩＰ】韓国経済崩壊【避難所154】
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不動産王『………夢より醒めたか？委員長』
委員長『………ああ、うん。そうさな………』
此度もまたとげられなかった。
見果てぬ夢は見果てぬがままに終わった。
だが思えばそれは、
かって生涯を睹した、
ただ一度限りの夢だったはずなのだ。
少し昔、親父の背中に見た見た夢想………
再びまたこの半島の地で、あの頃と同じ夢を見た。
そんな数奇な顛末に想いを馳せて、金正恩は微笑する。
２度まで同じ夢を見たのなら、３度目があっても不思議はない。
つまりは………
そろそろ、次の夢を見る頃合いだ。
委員長『此度の駆引きも、また………存分に、心躍ったのぅ…………』
血霧に霞む眦を細めながら、金正恩は満ち足りた声で呟く。
その満悦の相を見届けて、トランプは厳かに頷いた。
不動産王『また幾度なりとも挑むが良いぞ。委員長』
不動産王『時空の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。故に我が保証する。世界は決してそなたを飽きさせることはない』
委員長『ホォ………そりゃあ、いい、な…………』
最後に、そんな呑気な相槌を打ってから、ライダーのサーヴァントは静かに消滅していった。
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