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インコスレ避難所
507
:
◆KakkoEwItg
:2010/05/03(月) 19:58:28
「ミステリワールド」の鼎談で「ヱヴァ破」の「闘争」について
宇野的決断でなく、30年代ドイツで言語化された「根拠なき決断」の枠組みで捉えていましたが、
これは説得的に思えました。
宇野は自説の枠内で捉えきれると語っていましたが、
マリの、飄々として、しかしピーストモードをアクションするキャラ造形は、
過剰な正義感や、バトルロイヤルにおける生存目指しての行動化という水準の「決断」では
やはり収まりきらないな、と。
宇野、たとえば「ダークナイト」の分析でも、
9・11以降のアメリカが、あっという間に加害者の側に舵を切ったのに対して、
「ダークナイト」のドラマの中の民衆が加害者になることを拒絶する展開、
つまり現実の自画像のグロテスクさに直面することを避けた、
アメリカ人を慰撫する作劇含んでいることを言語化しえていませんが、
どうも「社会反映」においても鈍くなってしまってきているのではないか。
笠井、状況論的な「社会反映」を考えるにしても、
それ以前にはなかった、新しいトリックの成立という
エンターテイメントの具体の中で捉えようと模索されていて、
その方法論を「社会反映」で済ませてしまうのは、
むしろエンターテイメントに向けての言説が
矮小化になってしまうのではないかという気がしますね。
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