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リン他約一名「緑は敵だ」

31名無しさん:2018/05/12(土) 20:11:01 ID:oHf.wOuM0
78 名無しさん@おーぷん sage 2016/07/11(月)22:21:35 ID:LvO

続き
皆が座布団に座って読経も始まり、場が静まりかえった所で奇妙な事が起きた
いつのまにか可愛い参列者、まだ両手に収まりそうな小さな黒猫が訪れててその後ろからそれよりも一回り大きな黒い仔犬が付いてきてた
その子たちは各参列者の顔をジーっと見つめて時折荷物にちょっかい出しを繰り返しては順々に歩いて来た

従弟は犬猫大好きでその子らが自分の前に来た時確保して席を離れて後で飼い主を探すつもりで手を伸ばした瞬間、Yに思いきり手首を掴まれ何事かと思ってYを見るとかなり怯えた表情で顔を小さく横に振っていた
Yは従弟家のシェパード可愛がってたから動物嫌いではないのはこの時点で確定してたが従弟としては意味分からなくて混乱してた
「食べるのはおばあちゃんに嫌な事した奴だけだよ」
不意に目の前から男の声が聞こえて前を向くと仔猫と仔犬がジーっと、ニマーっと見据えててそのままスーっと消えてしまったらしい
それを見た途端Yは従弟の手を引き一度葬儀場の外に出た
整理の追い付かず初心霊現象に遭遇しテンパる従弟にYは静かに落ち着くように諭し、簡単に説明してくれた

あの二匹は神様に近いが良くない何かで今回は報復をして回っている、仔猫と仔犬なんて可愛いものじゃない
何が狙いか分からないし素人のYには祓う技術が無いので従弟に障らせないだけで精一杯だった
Tについては障り方がマシな方で親御さんの方がもっとヤバイから暫くこの辺りを近付くな

従弟はYに霊感的なモノがあること自体初耳だった
Yを0感だと思ってたからかなり驚いたし最初疑いもしたらしい

けど一月も経たない内にTの母親は発狂して通行人を切りつける障害事件を起こして警察からの檻付き病院
父親も父親で原因不明の体調不良を起こして身体中が腫れ上がり入院したのでその辺りは近寄りたくても近寄れない空気になったらしい

んで余談なんだが
従弟「何で霊感黙ってたのw今度胆試し行こうぜww」
Y「やだ、行きたくない」
従弟「何wwビビリなの?wwww」
Y「うん、その代わり怪談なら聴かせるから」
従弟「よっしゃ!バッチコーイ!!」

従弟その怪談聞いた日、シモで大作を描いたそうな


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