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管理人の独り言4
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はてなブックマーク - 年金情報流出:「なんだこれは」2分でメール100通着信 - 毎日新聞
http://b.hatena.ne.jp/entry/mainichi.jp/select/news/20150608k0000m040087000c.html
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◇日本年金機構公表1週間 感染27台 ルート解明、難航
サイバー攻撃による約125万件もの年金加入者情報の流出を日本年金機構が公表して8日で1週間になる。機構は職員への聞き取りやパソコンの解析を進め、ウイルス感染したパソコン計27台を確認した。しかし、メールを開封して感染したとみられる2台以外のパソコンへの感染ルートや、機構のシステムが情報流出にどのように悪用され被害が拡大したのかなど、全容は明らかになっていない。
「なんだこれは」。5月18日、職員から不審なメールを受信したとの報告が相次ぎ、機構幹部は当惑した。件名はいずれも「給付研究委員会オープンセミナーのご案内」。午前9時51分からわずか1、2分の間に、計100通のメールが着信した。外部には非公開の職員個人のアドレスに届いていた。
更に午後3時半〜5時1分には「厚生年金徴収関係研修資料」の件名のメールが17通届いた。いずれもアドレスの取得が簡単で匿名性が高いフリーメールだった。ウイルスはいずれもパソコンに攻撃者からの指令を受ける「裏口」を作り、遠隔操作を可能にするバックドア型だった。
この10日前の8日、九州ブロック本部(福岡市)の職員が外部公開アドレスに着信したウイルスメールを開封していた。12日に対策ソフトを全職員に配布し「対策は完了した」と考えていた機構幹部は、117通もの不審なメール受信で問題の重大さに気づき、19日に警視庁に相談した。
20日までに機構に届いた不審なメールは計124通。その後の解析で、少なくとも3種類の新種ウイルスが検出され、2種類はバックドア型と判明した。
これまでに感染が確認されたパソコンは、九州ブロック本部の3台と東京都杉並区の機構本部人事管理部の24台の計27台。2台はメールを開けて感染したとみられるが、その他の25台は担当職員が「メールを開けていない」と説明している。感染ルートは不明だが、感染が確認されたパソコンはLAN(構内情報通信網)で他のパソコンとつながっており、対応が遅れる間にウイルスがLANを通じて拡散した可能性もある。
27台はいずれも外部への「不審な通信」が確認されている。特に人事管理部の19台は大量の情報を外部サーバーに発信していた。攻撃者が外部サーバーを乗っ取り、沖縄、和歌山両事務センターと東京の記録突合センターで扱っていた約125万件の情報が流出したとみられる。
約125万件の情報は949のファイルに分けて入っていた。このうち第三者の閲覧を防ぐパスワードが設定されていたのは7ファイルだけで、約55万件のデータが入っていた942のファイルには内規に反して設定されていなかった。
これらは攻撃者に乗っ取られたとみられる東京都港区の海運会社のサーバーで警視庁が見つけたデータを基に、機構が確認できた数字だ。流出の全体像は完全には明らかになっておらず、機構の水島藤一郎理事長は「捜査の結果、流出の件数が拡大する可能性がある」と説明している。【古関俊樹、金秀蓮、野倉恵】
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