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管理人の独り言2
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3 :ライトスタッフ◎φ ★:2012/10/14(日) 22:27:57.00 ID:???
>>2の続き
数多くの対策本が売られていることからも明らかなように、SPIを苦手にする就活生は多い。
いくら勉強してもまったく理解できない者がいるくらい、難問が並ぶ特殊なテストだ。ところが
就活エリートは、何の訓練もしていないのにこれをスラっと解いてしまう。彼らの知能は普通では
ないのだ。
また就活エリートは、英語から物理から世界史から、いつでも満遍(まんべん)なく高いスコアを
たたき出す。私大文系にありがちな「数学はまったくチンプンカンプン」という苦手な分野がない。
加えて、大学に入ると極端に学力が落ちる学生が多いなか、彼らの知識はいつまでも衰えることが
ない。あらゆる知識がカラダの一部のごとく染みついており、40歳を過ぎてもなお、数学の難解な
公式が口から自然と出てくる。彼らがカバーする学問の広さと深さは尋常ではないのだ。
ただし、勘違いしてはいけないのは、面接官が就活エリートに期待するのは、決してその「高い
偏差値」ではないということ。5または6教科7科目が必須のとんでもない大学入試センター試験を、
とんでもない高得点で突破してきた「過去の実績」に着目しているのだ。
センター試験を通過するには、受験までの数年間という「限られた時間」で、すべての教科を克服する、
つまり「やるべきことをやる」高度な能力が求められる。時間が足りなかったとか、化学だけは苦手
といった言い訳はいっさい通用しない。
同時に、勉強に対するセンスや生まれもった才能も重要だろう。時間をかけて努力を重ねたとしても、
だれもが突破できるような柔なテストではない。「限られた時間でやるべきことをやる」ことこそ、
実は「ビジネスの基本」。言い訳は許されず、結果がすべての世界。面接官が文句なしに就活エリート
を評価する地頭の良さとは、こうした過去の「高いパフォーマンス力」を意味する。
■理由その2:就活エリートが経験している「高度な挫折」
面接官が就活エリートを欲しがるもうひとつの理由は、彼らは学生時代に例外なく「高度な挫折」を
経験していること。東大や京大と言えば、日本中からえりぬきのエリートたちが集まる場所。
みな「我こそはナンバーワン」と意気込んで入学するものの、そこにはもっと優秀な若者があふれ
ているため、いきなり鼻っぱしをへし折られる。
人間は挫折によって成長する生き物である。巨大な壁にぶつかり倒れたとき、その経験から多くを
学び、研鑽(けんさん)を重ねて壁を乗り越える努力をすることで、生命力とでも呼ぶべき強い
ココロが身に付く。壁が高ければ高いほど、挫折が多ければ多いほど、人間として成長できる。
と考えると、究極のエリートのなかで味わう挫折ほど、得がたい体験はないだろう。このような
高度な挫折が、就活エリートのメンタリティーを強靭(きょうじん)にすると、面接官は考える。
誰でも社会に出れば「上には上がいる」という現実を、否応なくつきつけられる。20代の経営者が
ゴロゴロいてショックを受けたり、体育会系営業マンのパワーに力負けしたり、高卒の叩き上げの
部長にボロクソになじられたり……。見たこともないタイプのビジネスマンに圧倒され、自分を
否定されるような経験を味わうもの。さらには、会社での役職が上がるにつれて責任が重くなると、
そこで降りかかってくるプレッシャーは辛く厳しく、乗り越えるには相当の困難を伴うし、つぶされ
てしまうこともある。(※続く)
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