管理人の独り言（プログラミング関連）

2318：７７４さん：2010/06/03(木) 09:07:14: コンパイラの最適化の話。
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static wchar_t *GetFfxAllocString(const wchar_t *str){
const int len = std::wcslen(str);
const unsigned int size = (len + 1) * sizeof(wchar_t);
wchar_t *ret = (wchar_t*)FfxAlloc(size);
if(ret){
std::wcscpy(ret, str);
}
return ret;
}
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こんなソースを書いた。ここで“FfxAlloc”は指定したバイトのメモリを確保してくる関数である。
で、この関数は現状文字列リテラルしか与えてないので、関数呼び出し部ではインライン展開されて、wcslenは呼び出されすらしない（すべて即値になる。）。
まあ、その最適化は良いんだ。問題は、wcscpyである。何故VC++はこれを即値で展開してくれないかなあ。
つまりNASM風に書くならば、
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mov eax, dword [ret]
mov dword [eax], 0x42004100
mov dword [eax+4], 0x00004300
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みたいにさ（この場合はL"abc"。多分。）。
で、これが出来ないから無駄に条件分岐が多くなったり、call命令が多くなって遅くなる。まあ、現状のCPUならば気にならないだろうが・・・

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