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東方出鱈目コンテスト 第一会場

177BYK(4/5) </b><font color=#FF80FF>(IWjb0iYo)</font><b>:2004/03/21(日) 21:45 ID:hxcnqpAc
 その頃、魔理沙はエビフライの行方を追っていた。だが、手がかりすら掴めずにいた。
 霊夢とお茶を飲んで一息入れることにした魔理沙は、博麗神社へ向かった。

魔理沙「おーい、霊夢は居るか?」
霊夢「ここに居るわよ。」
 魔理沙は霊夢に会うと、霊夢がいつもと違うことに気が付いた。
魔理沙「どうした霊夢、顔色が悪いぜ?」
霊夢「そうかしら?いつもの私だけど。」
魔理沙「いや、違うぜ。いつものお前じゃないぜ。まさかエビフライを…」
霊夢「フフ…ねえ魔理沙、前に西の方からメイド型のロボットが飛んできたことがあったわよね?」
魔理沙「あ…ああ、そんなことがあったな。」
霊夢「確か…その時に私、こんな弾幕を張ったわよね?」
魔理沙「うわあぁぁ!止めてくれえぇぇっ!!それ、私にも避けられないんだ!」
 魔理沙の目の前に、強烈な弾幕が展開された。魔理沙はどうにか頑張って避けきろうとしたが、すべてを避けきるのは無理だった。
 ざんねん!まりさのたまよけは これでおわってしまった!
魔理沙「作者死ねー!」


 神社に置いてあったエビフライを回収すると、魔理沙は家に戻った。
魔理沙「間違いない、私が作ったエビフライだぜ。霊夢のやつ、これを食べちまったんだな。」
 魔理沙は、このエビフライを処分する方法に悩んだ。
 雑魚妖怪に食べさせる?それでも多少のリスクが伴う。
 燃やしたり凍らせたりする?そんなことで魔法が抜けるわけが無い。
 かといって、自分で食べるのは言語道断。
 そのまま放っておくのも考えたが、腐らせると衛生的に良くない。

 万策尽きたかと思われたその時だった。なにやら騒がしい音が聞こえた。
魔理沙「ん、誰だ?誰かこの家の中に居るみたいだぜ。」
 魔理沙は、家中の部屋を一つ一つ調べた。誰もいなかった。最後の一部屋になった。誰か居るならこの部屋にしか居ない。魔理沙は勢いよく、その部屋のドアを開けた。
メルラン「あー、見つかっちゃった。」
リリカ「ねえねえ姉さん、どうする?逃げるー?」
ルナサ「逃げるも何も、あなたたちが勝手にこの屋敷に入ったんでしょ。」
 騒がしい音を出していたのは、ポルターガイストの3姉妹だった。
魔理沙「なんだ、あんた達か。泥棒かと思ったぜ。」
ルナサ「ん、この声は…」
メルラン「リリカのお友達さんねー。」
リリカ「あー、本当だー。ねえねえ、友達のよしみで、ここにしばらく居させてくれないかなー?」
魔理沙「それじゃ、友達のよしみで食べて欲しいものがあるんだ。」
 魔理沙はとっさに考えた。こいつらにあのエビフライを食べさせても、余計に騒がしくなるだけ。何ら害は無い、と。


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