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東方出鱈目コンテスト 第一会場

176BYK(3/5) </b><font color=#FF80FF>(IWjb0iYo)</font><b>:2004/03/21(日) 21:44 ID:hxcnqpAc
 アリスは、幽々子のカリスマを上げた(?)エビフライをもらうことにした。食べた者に何かしらの影響を及ぼす食べ物は、アリスにとって珍しい物に見えたからだ。
 アリスは家に帰ると、そのエビフライをじっと見つめた。
アリス「やっぱり…魔法ね。どんな魔法を使ったのかしら。」
 魔女であるアリスは、そのエビフライが魔法によって仕上げられていることがすぐ分かった。どんな魔法を使ったのか、分析をしているうちに…
アリス「味を良くする魔法まで使っているわね。」
 止せばいいのに、そのエビフライを食べてしまったのだった…
アリス「フフフ…今度は勝てるような気がしてきたわ!」
 アリスは一通り準備をすると、博麗神社へ向かうのだった。

 その頃、博麗神社では、霊夢がまた、縁側でお茶を啜っていた。
アリス「あら霊夢、縁側でお茶だなんて、優雅でのんきじゃない。」
霊夢「アリス!?どうしたのよ、そんな真剣な顔して。」
アリス「フフフ…今日こそあなたに勝ちに来たわ。」
霊夢「な、何を言ってるのよ…って、アリスが、2人…。」
アリス「気付いたようね。さあ、人形達、あいつを取り囲むのよ!」
 そう言うと、アリスは等身大の自分そっくりの人形を、霊夢の前に置くと、次々に分身し始め、霊夢を取り囲んでいった。2体、3体、6体…
霊夢「な、何よこれ…」
アリス「今度はあなたが、この人形達の仲間になるのよ。」
 この言葉を合図に、人形達は一斉に、霊夢に向かって襲い掛かった!
 霊夢は偶然手に持ってた玉串、神仙術、そして蹴りで対処した。が、人形の数は時間が経つにつれ増えていき、とうとう押さえ込まれてしまった。
アリス「どう、もう逃げられないでしょ?これで降参かしら。」
霊夢「…奥の手よ!二重結界!」
 そう言うと、霊夢は懐から札を出して発動させた。その時の衝撃波で、人形達はばらばらに飛ばされた。アリスもそのうちの1体に当たり、倒れこんだ。
アリス「な、何ぃ!?」
霊夢「(皆倒れこんでいる…皆動けない状況…やるなら今しかない!)夢想封印!」
 さらにもう一枚、霊夢は札を発動させた。夢想封印の直撃を食らった人形達は姿を消し、そしてアリスもこれを食らい、正気に戻った。

アリス「…あれ、私は何を…そうだ、エビフライを食べたんだっけ…。」
 そう言い残して、アリスは神社を去った。


 霊夢は気になった。アリスが帰りがけに残した「エビフライ」という言葉が。
霊夢「エビフライ…人を惑わすエビフライなんて、本当にあるのかしら…。」
 あんまり気になったので、霊夢はそのエビフライを探すことにした。そこは霊夢、勘だけを頼りに探し当て、持ち帰ることが出来たのだった。

霊夢「なんだ、やっぱりただのエビフライじゃない。」
 持ち帰ったエビフライを見て、霊夢はそう思った。安心したのか、それとも落胆したのか、霊夢はそのエビフライを食べてしまった。どうやら、魔法がかかっているところまでは、見抜けなかったようだ。


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