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東方出鱈目コンテスト 第一会場

175BYK(2/5) </b><font color=#FF80FF>(IWjb0iYo)</font><b>:2004/03/21(日) 21:42 ID:hxcnqpAc
 魔理沙は考えた。魅魔が豹変したその訳を。
魔理沙「エビフライを食べた途端に、ああなったんだよな…エビフライ?」
 そう、原因はエビフライにあると確信したのだ。エビフライには、見た目と味を良くする為の魔法がかけられていた。それが思わぬ副作用を生んでるに違いない、と。
 魔理沙はエビフライの入った籠があるはずの裏庭へ向かった。だが、そこには既にその籠は無かった。
魔理沙「参ったな…手ごわい妖怪に出回らなければ良いんだが…。」

 その頃、エビフライはどこに行ったかというと…
妖夢「只今帰りました。お嬢様、こちらがその例のエビフライです。」
幽々子「ご苦労様。」
妖夢「しかしよく分かりましたね、博麗神社の庭に、強大な力を得るエビフライがあるって。」
幽々子「あの世の住民が、この世のすべてを知らなくてどうするのよ。」
 なんと、妖夢の手を介して、幽々子のもとに渡っていたのだ。
妖夢「ところで、このエビフライ、まさか…」
幽々子「ん?食べるのは私よ。」
 妖夢は安心した。まさか自分に食べさせられないだろうかと、不安だったからだ。だが、その安心が、また更なる不安を呼んだ。
妖夢「お嬢様が?」
幽々子「そうよ。妖夢、カリスマって言葉を知ってるかしら?」
妖夢「え…ええ、まあ。深くは知りませんが。」
幽々子「これを食べて、カリスマ度アップよ!」
妖夢「みょん!?」
 妖夢は止めようとした。だが、既に幽々子はエビフライを一口食べてしまっていた。
 妖夢は、幽々子に気付かれないように、その場を立ち去った。

アリス「あなたが噂に聞きし、楼閣の庭師ね。」
 気を紛らわす為か、庭の手入れをしていると、蒐集をしに冥界に来たアリスに会った。
妖夢「あなた、この辺では見ない顔ね。ご用は何?」
アリス「珍しいものを集めているのよ。何か無いかしら?」
妖夢「ここにあげられる物なんて無い!早く立ち退かないと斬るわよ!」
 緊迫した空気が2人の間に流れる。その時だった。アリスは何かに気付いた。
アリス「ちょっと待って、あの大きな扇子は何かしら?」
妖夢「扇子?…お嬢様!?」
 アリスの指差す方に、確かに大きな扇子が存在した。2人は扇子の見える方へ向かった。

幽々子「どう?これでカリスマが上がったでしょ。」
 2人が見たものは、電飾がついてますます派手になった扇子を背負った幽々子だった…。
妖夢「…お嬢様?」
アリス「電飾がついたぐらいで、カリスマなんて上がりっこないわね。」


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