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430☆ナイスな名無しさん☆:2010/08/20(金) 05:46:01
-続きです-
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■変換効率16%目標
太陽電池市場では変換効率13〜15%で各社がしのぎを削る。
ソーラーフロンティアの製品は実験室レベルで16.3%あるが、安定的に生産できるのは13%程度の製品。
ただ、14%までは可能とみている。次は実験室で18%、生産現場で16%を目指して研究中だ。

世界市場を席巻する中国製は、一世代前のシリコン系でやや変換効率が低いが、徹底したコスト削減で
低価格を実現。CIS系で世界シェアトップに立った米ファーストソーラーは、価格も低く抑えている。

ただ櫛屋氏は、「大市場である欧州の有害物質規制『RoHS指令』の動向次第でチャンスは広がる」と言う。
欧州連合(EU)は、産業育成を目的に太陽電池をRoHS指令の例外としてきたため、カドミウムを含む
ファーストソーラーのCIS系も、鉛のハンダを使う中国製も問題はない。
しかし、欧州では中国製の不良品在庫が積み上がり、環境負荷なしにどう処分するかが議論の的と
なりつつあるという。

次のRoHS指令改定は2014年。太陽電池も対象となれば、カドミウムも鉛も使わない
ソーラーフロンティアのCIS系が注目される可能性はある。

ただ、研究開発競争は激烈を極める。シリコン系でも単結晶、多結晶、アモルファスがあり、
色素増感型という新技術もある。
結晶シリコンとアモルファスシリコンを組み合わせた三洋電機の「HIT」は実験室レベルで
変換効率20%を超えた。太陽電池の覇権争いの先行きはまだ混沌としている。

-以上です-
ソーラーフロンティアの太陽電池を搭載した住宅。
太陽光を一定期間以上浴びると、化合物同士がなじんで出荷時よりも発電量が伸びるという
http://www.sankeibiz.jp/images/news/100816/bsc1008160501006-p1.jpg
ソーラーフロンティアが来年完成予定の宮崎県の第3工場完成予想図
http://www.sankeibiz.jp/images/news/100816/bsc1008160501006-p2.jpg


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