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暇すぎてどうにもならない

90番目のお客様:2013/10/17(木) 23:59:30 ID:pThNZhvE0
レ「宇宙人と必死に戦ってたのに……、これで人類が滅んじゃったら、圭一くんのせいだからね?」

K「ハァ!? 宇宙人?そんなの今時、誰が信じるかってーの!バーカ!」
「どうしても信じさせたいなら、俺たち部活メンバーには簡単な方法があるじゃねえかよ」

レ「勝った方が正義、ってことだね?」

K「そういうことさ!」
「俺に負けたら、そんときゃ覚悟してもらうぜ!?」

レ「私に勝ったら、どうするって言うの?」

K「もちろん! 俺専属のメイドさんだよなぁ!朝は 『おはようございます』 から、夜は 『おやすみなさい』 まで、たっぷりご奉仕三昧だぜぇ!!」

レ「あっはははは! 圭一くんらしいなぁ!」

K「あのときさ、水鉄砲で一騎打ちしたとき、思わなかったか?もう1回、こんな戦いをしてみたいって」

レ「うん! 思ってた!」

K「へへ! この緊張感、たまらねえぜ!決着が付くことすら、興醒めするくらいになあッ!」

レ「あっははははは!負けても怨まないでねッ!!」

K「んじゃもっかい確認するぜ?俺が勝ったら、俺専属のメイドになって、ご奉仕三昧の毎日だ!人前では、これが私のご主人様ですって、ちゃんと紹介するんだぞ?」

レ「可愛い服じゃないと嫌だよ?」

K「そこは任せろ!監督の完全監修の元、いろいろと取り揃えてやるぜ!」

レ「凄い凄ーい!負ける気なんてさらさらないけど、何だか楽しそう!」

K「次はレナが勝った番だ!」

レ「……ぇ……?」

K「レナが勝ったら、俺はレナの話を信じる!『世界は宇宙人に支配されてる』 って話を、信じてやる。お前が喉を掻きむしって死んでも、最後はちゃんと看取ってやるから、安心しろ」

レ「……何だか、私が勝ってもつまんないね……」

K「何だよ? 変えるのか?」

レ「私も、圭一くんと おんなじご褒美がいいなぁ」

K「俺がメイドかよ!?」

レ「別にメイドじゃなくていいよ。……でも、他は同じ……。
朝は私に 『おはよう』 って言って、夜は私に、 『おやすみ』 って言って欲しい。いっぱい私に優しくして、いっぱい私を楽しくさせて欲しい。…………あれ?これじゃあ私が勝っても圭一くんが勝っても、私たち、ずっと一緒なんだね」

K「一緒ではあるが、待遇に違いがある!」

レ「あっはは!」

K「先に言っとく!」

レ「何?」

K「楽しかったぜ!?」

レ「私も、だよ」

K「ちっ! やるな!」

レ「……もう決着、付いたんだよね?」

K「まだ付いてねえ……、そいつを振り下ろすまでは、まだ……付かないぜ?」

レ「…………嫌だ…………。嫌だよ! 嫌だ!」

「どうしてこんなことになっちゃったんだろう……。
 どこで変になっちゃったんだろう……、
 私は、みんなを信じてたはずなのに……、
 どこで信じられなくなっちゃったんだろう……」

「大好きな仲間たちに、こんな恐ろしいことを……」

K「お、お前……、気付いたのか!?気付けたのかよ!?」

レ「どうして私は、あんなにも楽しかった日々を、自分で壊してしまったんだろう……」

K「お前、やっぱりすげえよ!」

レ「……ぇ……?」

K「お前は、自分自身の間違いに気付けたんだよ!さすがだ! さすがだよ、レナ!」

レ「仲間を傷付けたよ……、魅ぃちゃんに酷いことしたよ……」

K「あとで謝っとけ!俺的には、当分の間、姉妹の入れ替わりを見抜けて、ちょうどいい傷痕だと思ってるぞ?」

「簡単なことだったんだ……。誰でも思いつく、とても簡単なことをすれば良かったんだ!」

レ「……へ?」

K「何かヤバかったり、疑いそうになったり、つらいことがあったときはな、仲間に! 仲間に相談するんだよ!」

レ 「……そう……だよね。そうだよね!」


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