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    うわ、スレ一覧ひでえ
    
      
        
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あなたたちは、奥へと進んで行く。すると大きな扉が見えてくる。
 その扉には様々な幾何学模様が描かれていた。
 そしてその扉の前に3人の人影があった。
 「兄ちゃん!」
 ライライは叫んでから扉に向けて走り出す。あなたたちもすぐにライライの後を追った。
 「ライライ・・・これは・・・どういうことだ?」
 ケーフェイはライライに向けて言った。ケーフェイの隣りにはアーリがいる。もう一人は見覚えがない。
 「兄ちゃんを連れ戻しに来たの・・・今日こそは連れ戻す!力ずくでも!」
 ケーフェイは黙って剣を抜いた。アーリともう一人の男も剣を抜く。
 「妹さんが、せっかく迎えに来ているのによぉー・・・
 ヨハンは女を!俺とライライはケーフェイを!おめえさんは、そっちの男を頼む!!」
 ネクスの言葉にあなたたちはうなずく。そして剣を抜いてケーフェイたちに襲いかかった。
 「アサシン」との戦闘。
 あなたは、いつものように戦い、なんなく勝利を収めた。
 300ポイントの経験値と 500Goldのお金を取得した。
 ヨハンとアーリの戦いは既についていた。アーリは剣を捨て、両手を上げて降伏の意思を示している。
 ネクス、ライライの方も勝負は終わっていた。
 ケーフェイは膝をつき肩から大量の出血をしている。
 「妹が相手で、剣が鈍ったな・・・さあ、カギを出せ!」
 ネクスが剣を突き付け迫るが、ケーフェイは黙ったままだ。ネクスは仕方なくライライに合図を送る。
 ライライは、ケーフェイの体を探り始める。ケーフェイに抵抗するだけの体力はない・・・
 「これね・・・」
 ライライは『カギ』を取り上げ、ネクスに渡す。
 「ついに俺の手に来たか・・・じゃあ、お祝いとして派手に死んでもらうかな・・・ケーーーーフェイイ!!・・・」
 「どういうことよ!話しが違うじゃない!」
 ライライがネクスに食ってかかる。
 「聖教団のメンバーを生かしておくわけなかろう。部下を何人も殺されたし、俺の目もな・・・こいつには大きな借りがある・・・」
 「そんな・・・」
 ネクスの目に狂気が宿る。
 「死ねえええええええ!!!」
 ネクスは大きく剣を振りかぶりケーフェイに向けて振り下ろした!!!
 「兄ちゃん!」
 ライライがケーフェイを体当たりして突き飛ばす。
 そして・・・
 ネクスの剣はライライの頭に振り下ろされた。ライライの頭はザクロのようにかち割れ、彼女は崩れるように倒れた。
 あなたと、ヨハン、そしてケーフェイは、一瞬動きが止まる。
 しかし、アーリだけはその瞬間を見逃さなかった。
 アーリは、落ちている剣を拾い上げ、ネクスに投げつける。そしてネクスに向かって全速力で突っ込んだ。
 ネクスはもんどり打って倒れ込む。
 そして、アーリはケーフェイを背負い込み、脱兎のごとく逃げ出した。
 「待て!!」
 ヨハンが叫ぶ。しかし、すぐに二人は暗闇にまぎれてしまった。
 「まあ、いい、それより扉を開けるぞ。」
 ネクスがヨハンに近寄る。
 !!!
 突然、ヨハンはネクスの左胸を剣で突く!ネクスの胸から大量の鮮血が吹き出した。
 「な、なぜ・・・」
 前のめりに倒れ込むネクスの体をヨハンが受けとめ。手に握られていた『カギ』を奪い取った。
 「『扉』の向こうにあるものは僕が手に入れます。それに・・・
 冒険者は、宝の前では裏切り合うって・・・そう、教えてくれたのはあなたですよ。」
 ヨハンは、ネクスの体を押しのけ、『扉』に向かって走って行く。
 ネクスは、最後の力を振り絞って立ちあがり、よろよろと上へ向かう階段に向かって歩き出す。
 呆然自失となり立ち尽くすあなたの横には、もう動かなくなったライライが転がっていた・・・
 
 あなたは飛び散ったライライの破片を集め、袋に詰める、そして砕けた顔が見えないように布を巻いてやった。
 あなたは、ライライを背負って来た道を引き戻す。
 地上に帰ったら手厚く葬ってやろう。
 あなたとライライは帰還した・・・
 
 
 
    
    
    
    
    
    
    
    
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