したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

今日は一日アニソン三昧

466名無しさん:2010/10/09(土) 01:35:24
なぜブログを書くのか?

ct_200511.jpgマーケティング最前線:第34回 2005年10月20日

月刊コンピューターテレフォニー11月号連載より


どうして、多くの人がブログを書くのでしょうか?”という質問をよくされることがある。この素朴な質問に答えるのが意外に難しい。今まで日記を書いている人が、「日記を書いている」と人に言うこともなかったのに、今や自分自身で日記を書いていることを人に知らせ、それを読んでもらうようになった。まさか、他人の日記を読むということになるとは誰も予想しなかったに違いない。

2005年9月16日付で発表された米国のAOL(America Online)のブログに関する意識調査(2005年9月16日付のITmedia)では、「自分の考えや感情を人に伝えたい」とする人が54%、「自分の生活と関心事を記録しておきたい」という人が43%としている。また、不安に思ったりアドバイスが欲しいと思ったりする時に、自分自身がブログを書くか、あるいは他人のブログを読む人は31%、家族や友人に助言を求める人は32%となっている。

この結果から、日経BPの記事では「自己セラピー」を目的とし、約3分の1は自尊心や自己啓発を目的としたブログを書いている、と報じていた。また、ネットにおける各種の口コミ掲示板などの書き込みは、どうして書く人が多いのであろうか。

既に300万件の投稿数を持つアットコスメの書き込みについて、アイスタイル社長の吉松徹郎氏は「なぜユーザーはクチコミを書くのですか?」という問いに対し、インターネットへの書き込みは日常のコミュニケーションの一部の延長でしかない、と答えている。また、同サイトの投稿については「対象商品の評価」ではなく、「期待値」とのギャップだと、としている(100万人の「クチコミ」パワー(2)──クチコミってなんだろう?NIKKEI NET)。

さらに、インターネットコム株式会社と株式会社インフォプラントが行った、インターネットサイト調査では口コミ掲示板に書き込む人は20%強で、それを読んでいる人は80%弱という結果も公表されている。こうしたアンケート調査結果を見ると、ブログや口コミ掲示板においては、すべての人が書くのではなく、書くことに抵抗感がない人がこうしたネット環境によって書くことに目覚め、書く習慣がついてしまったと言うこともできる。

これは新たな習慣というよりも、「書く」という能力がもともとあった人を新たにネットが促進したと言うべきかもしれない。事実、書くことが得意ではなく、Eメールは書いてもブログは勧められても書かない人は多い。自己だけの世界であった「日記」も前述の調査結果のように、もはやコミュニケーションの一部となっていることがわかる。

ブログを書いている人が、“こんなに毎日、ブログを書くと思わなかった”ということをよく口にすることがある。ブログや口コミ掲示板によって、自分にもわからなかった「書く」という能力が開発され、それを促進するように多くの人がそれを読み、トラックバックやコメントが相乗効果をもたらしているのだろうか。

書いたものを見せたい、見られたい、目立ちたいという欲求がブログを書く理由であるとする人もいるが、必ずしも、それが主たる要因ではないような気がするのである。“ブログとは何か”と聞かれることも多い。これを理解してもらうのも容易なことではない。

概念的なことが理解できても実感として伝わらず、実際にブログを閲覧してもらうか、あるいは経験してもらうことが近道だが、書きたくない人や興味がない人に無理やりブログを書くことを勧めることもできないと、これを書いていて思った次第である。

はい




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板