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うんこ

573名無しさん:2010/10/29(金) 20:24:49
660日目( 地下 72階)
現在の体力 ■■■■■■■■■■ ( 12848/ 12848)
今夜はパレードだ!!花火も上がるよ!
ピカピカ光る服を着て、松明を掲げて、みんなで遊園地を練り歩くんだ。
アヒルのお父さん、その服、なかなかかっこいいね!
双子のリスさん、そんなに食べると・・・今日は食べなきゃね!
くまさん!寝ちゃだめだよ!お祭りはこれからだよ!!
あらあら・・・迷子の迷子の子犬くん・・・大丈夫大丈夫・・・
ほらネズミさんが助けてくれるよ。
だって、ネズミさんは、みんなのアイドル!
ネズミさんは、みんなのヒーロー!!
ネズミさんはセカイの主役!!!

あなたは少し疲れたのでパレードを離れ、ベンチに腰掛けた。
ふうーーー・・・
一息つく・・・
ふと、誰かに見られている事に、あなたは気がついた。
気配のする方を見ると、男が立っていた。
あの男だ。ネズミの遊園地を作ろうと、冒険者から寄付を集めていた男・・・
男は、あなたの前まで歩いてきた。
・・・・・・・・
男は何も言わずにあなたを見下ろしていた。
男はポケットを探り小さな紙切れを取り出す。そして差し出した。
受け取り、それを見る。
そこにはネズミの絵が描かれていた。ネズミマンの。
突然、背後で破裂音がする。
そして辺りが明るくなる。
花火だ。
あなたは、後ろを振り返る。
花火は、咲いていた。
その光でも天井は見えない。まるで本当の夜空のようだ。星がないことをのぞけば・・・
あなたは、男の方に向き・・・
いない・・・
あなたは辺りを見回した。
男の姿はどこにもない・・・
「何してるの?」
背後から声がした。
振り向くとそこにはネズミマンが立っていた。
「パレードは、まだまだ続くよ。さあ、行こうよ!」
あなたは、パレードに戻るためその場所を離れた。
あなたは [ネズミマンの原画] を手に入れた。
しかし、既に道具が一杯で持てなかった。
仕方がないので、 [革の鎧] を代わりに捨てた。

そして、あなたの夢のような日々が終わりを告げた。

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