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千尋教徒の推薦図書スレ
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16 :名無しさん@実況は実況板で:2012/04/02(月) 15:46:24.68 ID:wPWKDB1+0 整列!
「ウェイ!」
雄々しい掛け声と共に、両校のナインが顔を会わせる
選抜高校野球選手権大会決勝。この夢の舞台で大阪代表と戦えることに、光星ナインは運命を感じずにはいられなかった
「山本ォ!おのれ忘れたとはいわせへんぞコラァ!」
光星の金石が声を荒げる
「なんや、誰やワレ。どこかで会うたことあるんかい?」
「なんやとコラァ!」
「山本、お前あいつ金石やぞ。光星のエースや。お前同じ中学やろ。新聞に書いてあったで、同門対決やて」
猿渡が口を挟む。金石は物言いたげな顔で山本をにらみ続けていた
「ああ、そういえばいたな。お前青森行っとったんか。しかもエースて…大阪出て正解やったな。大阪ならベンチ通り越してスタンドインやったぞ」
ゲヘラゲヘラと嘲笑する桐蔭ナイン。今にも襲いかかりそうな形相の金石に代わり、今度は山崎が声を荒げる
「猿渡ャー!ぶち殺すぞおんどりゃー!」
「うお!誰やお前!」
「貴様と同じ三中の山崎じゃあい!」
天才打者として末は松井か落合かと期待されて続けて来た猿渡にとって、同じ中学とはいえ6番バッターに過ぎなかった山崎など当時から眼中にはなかった
「すまんな、思いだされへんわ。まぁ、大阪から逃げ出すくらいやしベンチにでもおったんやろな。」
「ぐぬぬ…(猿渡ゃあ!…吠え面かかせたるでぇ)」
大阪一軍対大阪二軍。巷で囁かれているフレーズは当然光星ナインにも
伝わっている。今まで受けてきた屈辱、そしてこれまでの努力を無駄にしないためにも…
「どっちが真の大阪代表か…はっきりさせたろうやないかい!」
熱い思いと共に…選抜高校野球選手権大会決勝…
プレイボール!!!
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