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唯「ぷーらにゃん!なにやってるのー?」
+「わっ、唯先輩びっくりさせないでください!」
+「えっと、君が代のロックアレンジを書いてるんです。動画サイトで発表しようと思って」
澪「まーたニコ厨右翼の手慰みか」
律「まあまあいいじゃないか」
和「そうね」
律「うわびっくりした。居るなら居るって言ってくれよ」
和「いま来たばかりだもの」
和「たしかに国歌ロック化は西洋じゃ一つのジャンルっていっても過言ではないわ」
律「(なんか語りだしたし・・・)」
和「特に崩壊間際に出されたソ連国歌のロックアレンジは私も好きだわ。ロシアの雄大さ・・・同志レーニンの偉大さ・・・」
和「ギターとベース、ドラム、そしてボーカルのハーモニーによってそれが余すとこなく表現されているの」
和「それは過ぎさりし革命当時にロシア共産党のもとで花開いたロシアンアバンギャルドを彷彿とさせるわ」
和「発表当時はゴルバチョフ大統領のもとで国内の先行きが不安定だったから、そういった革命当時の気概を」
和「もう一度思い出す意味でその曲は作られたのかも知れないわね」
和「ドイツではあとドイツ人民共和国国歌や、これは国歌じゃないけどインターナショナルなんかもアレンジされているわ」
和「これは西ドイツへの統合後作られたのだけど、社会主義時代を懐古するいわゆるオスタルギー・・・」
律「はいストップ!わかりました!十分わかりました和ちゃん書記長」
和「書記長ってあんまり好きな言葉じゃないのよね。もともと書記長というのはヨシフ・V・ジュガシュビリいわゆるスターリンが・・」
律「・・・」
紬「クスクス」
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