ところでプログラミング中に変数の中を見てみたいことがあるが、
その変数が配列だと画面に表示するためには
For i=〜
For j=〜
出力 多次元配列
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みたいに配列を総当りで読み込むプログラムが必要だ。
しかしデータをデータセットで扱っていたなら
デバッグ用データグリッドコントロールのデータソース = データセット
としてデータグリッドにデータをバインド(連結)表示させるだけだ。
記事を読み込むプログラム。
Dim myWeb As New WebClient
Dim b() As Byte
b = myWeb.DownloadData(URL)
Dim bStr As String = Encoding.UTF8.GetString(b)
画像などのファイルの場合はbのバイナリのままでよいが、掲示板の記事は文字列bStrに変換。
これが.NETのWebClientを使ったときのインターネットドキュメント取得方法である。
上記クラスを使うときは名前空間
System.Net
System.Text
をインポートします。
System.Net=WebClientクラス用
System.Text=文字コードのエンコード用
さて、ネットにあるテキストドキュメントをダウンロードしてディスクに保存するプログラムを作ったので紹介する。
まずは名前空間のインポートを行う。
Imports System.Net
Imports System.Text
Imports System.IO
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サーバへの送受信を行うクラスを使用する。
Dim WC As New WebClient
このクラスは先ほどインポートしたSystem.Netに含まれているものだ。
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そしてアドレス文字列を準備する。
Dim UStr As String = "とりこみ対象ページのアドレス"
たとえばhttp://www.abcd.net/efg.htmlなど。
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ネットドキュメントをバイナリデータとして読み込む。
Dim DownLoadData As Byte() = WC.DownloadData(UStr)
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今回はEUCコードのページをUTF-8に変換する例を挙げておく。
Dim UTF8Bytes As Byte() = Encoding.Convert(Encoding.GetEncoding("EUC-JP"), Encoding.UTF8, DownLoadData)
(画像ファイルなどはこのコード変換作業は不要だ。WindowsXPではUTF-8のドキュメントが扱いやすいようなのでUTF-8にしてみた。私がフランス語やドイツ語も使うこともあるのであえてShift-JISは見送った。)
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エンコード後のバイナリデータをディスクに書き込むところ。
Dim fs As New FileStream(AppPath & "\DownLoad.html", FileMode.Create)
Dim w As New BinaryWriter(fs)
w.Write(UTF8Bytes)
w.Close()
fs.Close()
Dtというメモリ内テーブルが定義されていたとする。
その列(フィールド、カラムともいう)のコレクションを得るにはどうするか?
Dim DC() as DataColumn
のなかにテーブル内の列情報を格納することはできないのだ。
DataColumnCollectionというオブジェクトがありそれに代入する。
Dim DC as DataColumnCollection
DC=Dt.Columns
これで列コレクションをテーブルから独立して扱えるようになった。
そのあとは
dim dc2 as datacolumn
For each dc2 in DC
列名取得
列に定義されているデータタイプ取得
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前回はDataTableのテーブル構造をSQL Serverに自動作成するプログラムを書いた。
次はSQL Serverのテーブル構造をDataTableなどに自動作成するために必要なスキーマの取得をしてみる。
Dim CS As String = "Data Source=(local);Initial Catalog=Keiba;User ID=kimagure;Password=kimagure"
Dim conn As New SqlConnection(CS)
Dim SQL As String
SQL = "Select * From Race Where ID=20000105100000"
Dim cmd As SqlCommand = New SqlCommand(SQL, conn)
conn.Open()
Dim DR As SqlDataReader = cmd.ExecuteReader
DR.Read()
Dim schemaTable As DataTable = DR.GetSchemaTable()
Dim myRow As DataRow
Dim myCol As DataColumn
SS = ""
For Each myRow In schemaTable.Rows
For Each myCol In schemaTable.Columns
SS = SS & myCol.ColumnName & " = " & myRow(myCol).ToString() & CL
Next
Next
DF_.RTB1.Text = SS : DF_.Show()
LnanComp2:
DR.Close()
conn.Close()
LandComp:
Button1.Enabled = True
App.DoEvents()
DataGridの任意の列の幅を変更するコードを作ってみた。
DataGridには
dim Dt2 as new DataTable("Dt2")
とDt2という名前のデータテーブルを作ってそれを表示する。
そしてDt2にはColumns.AddやDt2.Rows.Add(DataRow)で列と行が追加してある。
今回存在する列名はo、oSの2つであるとする。
参考:Dt2.Columns.Add("o",gettype(Single))
↑oというなまえの列をSingle数値型で追加
Dt2の列を定義したらデータグリッドの列幅も操作できる。