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esさんのポットって萌えるよな
273
:
月那</b><font color=#FF0000>(Uc2shIkI)</font><b>
:2002/12/20(金) 02:08
月那'sぽっと追加設定
・喋らない
・表情の変化が少ない。
・弱気っぽい。
( ゚∀゚)=3
なんか最近のSFっぽい流れと、自分のぽっと用途とを照らし合わせてもう一本。
「見つけたぞ……手間をかけさせてくれたな」
黒服の男達が、ライトに照らし出された二人を取り囲む。そして、彼らの間を抜けて、一人の男が現れた。
男は白手袋に包まれた右手を、すっと二人に向けて差し出す。
「チェックメイトだ、月那」
月那と呼ばれた男は、白手袋の男を憎らしげに睨む。
月那の背中には、長い黒髪の少女が隠れていた。月那の右腕をしがみつくように抱き、肩を震わせながら男達の視線に耐えている。
「……彼女は渡せない」
その言葉に、男は眉を歪める。
「やはり君には過ぎた宝だったようだ。ソレの価値を全く理解しようとしない!」
「このコを物扱いするな!」
「分かっていないな。ソイツは……ソイツ『ら』は『モノ』だ。軍の作り出した実験兵器だ」
「ふざけるな!」
声を荒げる月那。
「このコは兵器なんかじゃない! お前達になど渡せるものか!」
「君の同意など必要ない。抵抗するのならば……」
男が右手を上げる。黒服の男達が一斉に拳銃を抜き、月那に狙いをつけた。
ぐいっ。
「っ……」
いきなり右腕を引っ張られる。
後ろを振り返ると、少女はじっと月那の顔を見つめていた。つぶらな瞳が、今は涙でうるんでいる。
彼の視線を受けて、少女はうつむくと小さくかぶりを振った。
「……『自分を、彼らに引き渡せ』って?」
こくん。
「…………」
無言のまま、彼は少女と視線を交錯させ続ける。
少女と出会ってからの色々な思い出が、月那の頭をよぎった。ふらりと立ち寄った店の中での出会い、初めて入れてくれたコーヒーの味。
過ぎ去った時間は短いが、積み重なった記憶は。
その小さな手を離すには多すぎた。
「……君は、渡さない」
「ッ!」
少女の顔がハッとなって、そしてかぶりを振ろうとする。
その頭を抱き寄せて、制止のそぶりを遮った。
「君は誰にも渡さない。
たとえ、世界中を敵に回したって……
君に、スパゲティやおでんなんて作らせはしない!」
長くなりすぎ。
そして俺カッコよく書きすぎ。
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