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むりやり小説補体

21TSU ◆DKuDMx6V8I:2006/10/20(金) 00:28:15
「それは…正露丸だ」
「せっ、正露丸!?」

どうりでどこかで嗅いだ事のある臭いだと思った。
その臭いは強烈で、しばらくは部屋から消えないだろう。

「まあ、とにかく俺はチューズデイ様と特別な関係って訳じゃないし
 今回の仕事もたまたま頼まれただけなんだよ」
「そ、そうか。そうだよな!チューズデイ様がお前なんかを信頼するはずないもんな!」

男は途端に機嫌が良くなり、部屋にばら撒かれた正露丸を片付けるのを手伝った。
一通り片付けが終わると、男はさっさと帰ってしまった。

ようやく一息つくことが出来た慎三は、明日が久しぶりの完全なオフ日である事に気づいた。
たまの休日をどう過ごそうか思案していた慎三だったが、やがて携帯電話を手にし、どこかへ電話をかけ始めた。



つづく


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