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喫煙所@避難所Ⅱ

767ラー ◇FrOEH6hXr2:2009/10/05(月) 21:43:07
仕方ないんでとりあえずはコッチで……スイマセン


ドガァァァァッ!!

凛「きゃぁぁぁぁっ!!」
三咲「ぐああぁぁ!!」

悲鳴と共に、少女の華奢な体が壁に叩きつけられる。
ブレイクの力を奪われながらも、自らが持つ残った力でアンノウンに立ち向かっていた凛たち。
しかし、貫き通すはずの輝く槍は、軽く振るった片手に触れた瞬間に砕け散り、
突き出した手甲の拳は、霊子となり霧状になった体を捕らえることなくすり抜ける。
魔法を使える裕姫の意識はいまだ戻らない。出血自体は僅かに治まったが、顔から流れる血はまだ止まらない…

アンノウン「キキキキキキキキ!」

男が嗤う。少女達の無駄な奮闘を嘲笑う。不快な笑い声が響くと同時に、衝撃と共に全身を襲う激痛。
幾度も壁に、床にその身を打ち付けても、叩きつけられても、凛と三咲は立ち上がった。

凛「クッ…ぅ…浅倉さん…!大丈夫…?」
三咲「痛……多分、さっきので左手折れたな…」
凛「私も肋骨が少し、ね……けど、まだ立てる…!」
三咲「ああ…俺も、まだ右腕が残ってる…!」

傷だらけになりながらも、なお立ち上がる二人を見て、アンノウンは僅かに顔に驚きの色を見せる。

アンノウン「……ふむ、まだ立つか。すでに肉体的ダメージは深刻、『力』も奪われてなお抗うか」

嘲りを含めてそう言ったアンノウンに、凛と三咲は言い返す。

三咲「あたりめぇだ……!」
凛「だって…>>208




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