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1598いやあ名無しってほんとにいいもんですね@シベリア避難所:2016/11/01(火) 09:50:56 ID:???0
Ⅲ.脳の異常が確認されている

うつ病の原因はいまだ明確に解明されておらず、原因についていくつかの「仮説」は提唱されているものの、それらは未だ仮説の域を出ていません。

しかし長年の研究及び多くの精神科医の臨床経験から、これらの仮説はうつ病の全てではないものの、少なくとも一因である可能性は限りなく高いと考えられています。

うつ病の原因の仮説としては、

神経可塑性仮説
HPA仮説
などがありますが、これらはいずれも脳に異常が生じていることを示唆しています。これらは単なる机上の仮説ではなく、実験においてある程度の根拠を有しています。

例えば神経可塑性仮説では、脳のBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が減ることがうつ病発症につながると考えていますが、実際にラットにおいてストレス負荷と脳のBDNFの低下の関連が確認されていますし、人においてもうつ病患者さんのBDNFは健常者と比べて低下しているとも報告されています。

甘えであれば、このような検査値の変動は起こらないはずですよね。

また、近年「光トポグラフィー(NIRS)」という検査がうつ病の鑑別診断に使用されるようになってきました。この検査の精度は6割程度と高くはないのですが、補助的に使える検査の1つです。

光トポグラフィーは、簡単に言うと脳の血流を見ています。つまり健常者とうつ病の方では脳の血流に違いが出るという事になります。脳の血流を自分でコントロールできる人などいませんから、これもうつ病が甘えでないという1つの根拠になります。




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