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迷子の放送用スレッド

711迷う名無しさん:2007/04/03(火) 20:30:14 ID:JRpclciA
今回の株価是正はなぜおこったか?当たり前の内容ですがまとめます
まず、第一に考えられるのはキャリートレードですね。
円の金利は低く、これを利用し、ヘッジファンドなどが外国に投資していたわけです。
この課程でファンドは手に入れた円を現地通貨に替える必要があった。
ここで円が売られて円安が作られる構図が生まれていた。

ただこの金額が大きくなりすぎたため、投資国の経済構造を狂わせた。
いわゆるバブルの輸出です。

昨年以来、これを是正すべきと考える欧州とファンドによる利益を得ていた英米でG7でも対立していた。
安倍内閣は前回は英米側の意見を取り入れ利上げを見送ったが、今回は利上げした。

これにより、金利が低い地域やリスクの高い地域からの資金の引上げと利益確定の動きがおこった。

基本的に、今回の利上げは短期プライムレートに限ったものです。
つまり、長期資金には、あまり影響をあたえません。

基本的にヘッジファンドというのは、分散投資を基本にします。
手元のお金を株式、資源、為替、土地建物などに分散して、投資しているわけです。
キャリートレードというのは、その利ざやを狙ったシステムであるわけです。
ファンドは、資金を公定歩合で借りているわけではありません。
多くは銀行から、短期プライムレート前後で調達しています。
最近、短プラは2,40%前後で推移していました。
ここに今回の利上げ分、0,35%が加わるわけです。
つまり、2,75%前後が、ファンドの資金調達金利になります。

ここで、リスクとゲインの逆転現象が起こります。

これが、換金しやすい株式相場などからの退避を促進していると考えます。

その為、資金返済によるユーロ売り、円買いが生じているのでしょう。
円に買いが多くなれば、市場原理により、円は上がるわけです。




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